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言葉の宝箱 0308【負けは、実際に負けたときに認めればいいのだ】

『ホケツ!』小野寺史宜(祥伝社 2015/2/15)

「二年と四カ月。ずっと補欠だったけど。楽しかったなぁ。部活。
前に伯母さんも言ってた。
負けは、実際に負けたときに認めればいいのだ。
あと数分。勝つよ、ぼくらは」で終わる。
みつば高校サッカー部を舞台に、
なんの取り柄もないと思っている主人公が
人との関わり合いの中でその優しさや思い遣りが綴られている青春小説。

・大地は優しいうそをつける子になったって。
それがすごくうれしいって P185



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