言葉の宝箱 0254【思い出し笑いという小さな幸せ】
ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した青山隆は無意識に
線路に飛び込もうとしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。
同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、
本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。
なぜ赤の他人をここまで気にかけてくれるのか?
気になった隆は彼の名前で個人情報をネット検索するが、
出てきたのは三年前に激務で鬱になり自殺した男のニュースだった。
・服装が変わると気分も変わる。
気分が変われば表情も変わる P39
・ちょっとでも相手を褒めるチャンスがあれば、何でも褒める。
こっちの話を聞いてもらう前に、相手の話を聞く。相手に話を振る。
そしたら、向こうもちゃんと聞く耳もってくれる。
それで初めて対等な人間関係が築ける P41
・どんなに辛い仕事でも、どんなに体力的にキツくても、
成果が出れば精神的に楽になる(略)
精神状態が安定すると、不思議なほど体が元気になる P47
・人間、呆れるのを通り越すと、可笑しくなってくる P97
・愛する人を助けられなかった、無念と後悔(略)
掻き毟りたくなるほどの罪悪感 P188
・“向かい合う相手の表情は、自分の表情を映しだす鏡だ”(略)
笑顔が素晴らしいというのは、それだけで凄い才能だ(略)
無理矢理つくった悲しい笑顔 P225
・“思い出し笑い“という小さな幸せ P227
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