言葉の宝箱 0187【簡単に手に入ったものは失うのも簡単】
舞台は東京の下町、山谷と呼ばれるかつてのドヤ街。
日雇い労働者が姿を消し、
いま安宿を求めて訪れるのは外国人旅行客と留学生たち。
家族とはうまくいかないし恋も不調、
自分を抑えて生きてきた千花が故郷を飛びだし辿り着いたのはマイペースなオーナーとしっかり者の翔太が経営するゲストハウス「わすれな荘」。
個性豊かな住人たちとの賑やかな日常に千花の心もほぐれていくが、
皆それぞれに事情を抱えていた。温かで美味しい、ひと冬の物語。
オリジナルレシピ付き。
『ブイヤベースの包容力』『ジャガイモは飢饉の他になにを救うのか?』『紅白クラムチャウダー対決』『激辛料理は涙を隠して活を入れる』
『夢見るソウルフード』5話連作短編集。
・帰りたくなるけど、帰る場所はない。
前に進むしかないのだ P9
・いなくなったことさえ気づいてもらえなかった P89
・人生はトライ&エラーの繰り返しよ P135
・どんどんやりたいことにチャレンジしなさい。
たとえ結果が伴わなくとも、
あなたの素敵なところが増えていきますよ P141
・遠慮と謙虚を行動力や勇気がないことの言い訳にしてはだめ。
今できないことは将来できるようになればいいのです。
何もできないわけじゃない。
できることが少ないだけで、何もできないわけじゃない P145
・簡単に手に入ったものは、失うのも簡単なのかもしれない P150
・自分はなにを恐れているのだろう(略)
完璧でない自分が、完璧になにもかもやれるはずがない。
できることを精一杯やってみるだけだ(略)
やれることを、やりたいことをもっと頑張ろう P212
・人のアドバイスを素直に受け入れられるのはすごいことだよ。
簡単なようですごく難しいことだもの P229
・夢があるなら隠すな。堂々と夢を語れ。
そうすれば賛同してくれる仲間も集まるし、
自分自身も背水の陣で頑張れる。ってか踏ん張るしかなくなるだろう。
格好なんか気にしていないで、がむしゃらに追えってんだ P252
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