言葉の宝箱 0860【一冊の本がときには人の一生を変えてしまうこともある】
「僕は信じてるんです。
たった一冊の本が、ときには人の一生を変えてしまうこともあるって」
すみれ屋で古書スペースを担当する紙野君が差し出す本をきっかけに、
謎は解け、トラブルは解決し、恋人たちは忘れていた想いに気付く――。
オーナーのすみれが心をこめて作る絶品カフェごはんと共に供されるのは、ソムリエが選ぶ極上のワインのように
心をとらえて離さない5つのミステリ。
『恋人たちの贈物』『ランチタイムに待ちぼうけ』『百万円の本』
『火曜日の夜と水曜日の夜』『自由帳の三日月猫』の5話連作短編集。
・人は、家にこもっているより、
他人のなかにひとりでいるほうがくつろげることもある P32
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