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お金の「猛者」「亡者」「盲者」?
◆お金の猛者たち
最近、巷で盛り上がっている政治に絡むお金のホットなニュースを眺めていて、頭に浮かんだ言葉たちです。
金の猛者とはよく表現され揶揄されますが、
猛者?
亡者?
盲者?
いったいどの漢字がいちばん適切なんだろうか・・・と。
◆術語的な解釈
ちなみに、
「猛者」(もさ)だと、勇敢で力の優れた人のこと。
「亡者」(もうじゃ)だと、お亡くなりになった人のこと。
「盲者」(もうしゃ)だと、目が見えない人のこと。
という意味。
つまり、ホットな話題に登場する方々については、よくよく考えると「猛者」より「盲者」か「亡者」のほうが適切なのではないかと・・・?
ネットや辞書をみると「猛者」を使う言葉で間違いはありません。辞書にも<○○に目がない(目の色を変える)人>を指すと記載されておりますので(でも、「目がない」とも表現するワケで普通に「盲者」でも間違いなかったりして)。
◆金の猛者は亡者?
ところが、それが「亡者」でもおかしくないのかもと感じております。
お金に憑りつかれてしまうと、まるで亡者というかゾンビのように人格まで変わってしまったような恐ろしい光景は容易に想像できますし、そういうドラマもけっこうありますよね。
ということからしても、案外「亡者」も間違いじゃなさそう。
そんなネガティブな"金の猛者"等にならないためにはどうしたら良いのですかね。
◆用法を守る
お金は身近に当たり前のようにあるものであって、生活上とても必要なもの。
常習性ある薬のように身近にある怖いもののひとつに感じます。
薬と同様、用法上の上限をしっかり決めておかないと、中毒になり「亡者」となって人生の奈落の底に落ちることがあることを、疑惑報道から垣間見るところ。
とにかく、将来定かでない想像だけで多くを求めてしまうと、落とし穴を見落としうっかり穴には落ちることは間違いないか。そんな亡者や盲者になってはなりませぬ。
◆見極め
どうやら、欲望を掻き立てる人間社会では、何を目的にどれくらい必要なのかを見極める“慧眼”を鍛えておく必要を強く感じる次第でした。
実は、これができる人のことを“猛者”というんでしょうね、本当は。
◆そこそこ感
とは言っても、そんな猛者的能力をみんなが備えているわけではない。
私も然り。
お金で失敗しない、人生で失敗しないためには慧眼を鍛えること。
そのコツは、あまり固執しない“ほどほど”でいることが一番よろしいかも。
そうした“そこそこ”感とは健康にもよろしい感じですしね。
例えば、健康のために始めたはずのエクササイズが、やりすぎでケガをしては元も子もないのですから。
健康は追求しだすと、少しでも強く、少しでも速くに陥る可能性あり(それ、私のことです)。
それはケガのもと。ほどほど…なんだよ。
お金も然り。
一円でも多く求めていると、いつか金の「盲者」になり、人生の奈落の底へ向かう「亡者」に・・・(>_<)。
結局、何事も“そこそこ”にとどめておくことが猛者につながり、人生を長く楽しむコツだったりして。
お仕事だって良い意味での“そこそこ”感にとどめておいて、お早めに仕事を片づけて帰宅されたほうが、楽しき人生に繋がると信じます。
yoitenki4110