いただきものは、すぐに消費することが大切。
いただきものは、とても嬉しい。
だから、どうしてもちょっと置いておこうかな、と思ってしまう。
そうして、食べごろが過ぎてしまったり、はたまたいただいたモノの存在を忘れてしまったり、という失敗談がある。
最近は、親戚やお友達からのいただきものは、すぐに消費するよう心がけている。
この習慣には、3つの理由がある。
① 贈り主に対する感謝の気持ち
まず、いただいたものをすぐに使ったり食べたりすることで、贈り主に対する感謝の気持ちをすぐ伝えることができる。
贈り物をいただいたときに、その場で「ありがとう」と言うことはもちろん大切だ。
しかし、それ以上に大切なことがある。
その品物を実際に使っている様子を見せることが、贈り主に対する最高の感謝の表現になる。
それは、贈り主とのきずなを深めるためにもなる。
② モノの価値を最大限に引き出す
いただきものが食べ物の場合には、鮮度が大切だ。早めに消費することで、もっともおいしい状態で楽しむことができる。
また、生活用品や衣類などの場合も、すぐに使い始めることで、その便利さや快適さをすぐに実感することができる。
理由②には、わたしの実感エピソードがある。
実感エピソード
毎年、夫の実家からグリーンピースが大量に届く。
新鮮なグリーンピースを毎年送ってくれることは、大変ありがたい。
大変ありがたく感謝の気持ちでいっぱいだが、わたしの家族だけでは食べきれない。
知り合いにおすそ分けしても、食べきれない。
「冷凍すればよいよ。」と義母に言われて冷凍保存するが、たいてい忘れ去られるのだ。
しかし今年は、こう決めた。
冷凍しない。
新鮮なうちに毎日いただこう。
グリーンピース=豆ごはんという発想しかないわたし。毎日と言わずとも、連日の豆ごはんには、子どもも飽きてしまった。(わたしも同感よ。)
そこで、今年はいろいろ試してみた。
豆ごはん
お味噌汁の具
豆のディップ
ソテー
卵とじ
この中で、子どもたちからも好評で、そして何より手間の観点からもピカイチだったのが、ソテーである。
ソテーしたグリーンピースに、粉チーズをふりかけただけで、最高においしかった。
グリーンピースも冷凍保存せずに、新鮮なうちに食べるのが一番おいしいということが、実によくわかった。
「毎日使う」というミッションをとおして、新しい食べ方も発見できうれしかった。
③ 家の整理整頓にもつながる
すぐに消費することで、モノも増えない。消費が遅れれば遅れるほど、モノは増えていく一方である。
家の中の整理整頓にもつながっている。
いただきものを長期間放置しておくと、場所を取るだけでなく、他のモノと混ざってどこに置いたか分からなくなることがある。
すぐに消費することで、モノが増えていかない。心地よい生活環境を維持するためにも大切だ。
モノがたまっていく仕組み
モノがたまっていく仕組みはこうなっている。
入る量が多い状態が続くと、モノはどんどん増えていくわけである。
贈り物をいただくという行為は、我が家に「入る量」が増えるということ。入った分が出ていかないと増える一方になってしまう。
まとめ
いただきものをすぐに消費することは、贈り主に感謝の気持ちを伝えることができるし、食べ物であればその美味しさを最大限に楽しむことができる。さらに、家の中の整理整頓にも役立つという三つの大きな利点がある。
この習慣は、本当にいいことづくめで、わたしはこれからも大切にしていきたいと思う。
最後までお読みいただきありがとうございました。