多様性バンザイ、オンラインでの服選びが楽しい
私は、超低身長だ。
150センチにも数センチとどかない。
毎年の健康診断では、40代のいまでも、ミリ単位の増減に一喜一憂する。
この誤差にいまだに、ふりまわされてしまう。
もう、いいかげんに気にするな、と俯瞰する自分もいる。
おチビで困ることは色々ある。
お困りランキングトップ3に入るのが、「服選び」だ。
トップスなら、ダボっとする。(オーバーサイズが流行っているが、なんか違うのよ)
ボトムスなら、丈が長い。(フレアパンツの裾上げなんて、シルエット変わるからね)
と、気になるポイントがたくさんあるのだ。
最近は、オンラインで服を購入することがふえた。かかさずチェックするのは、購入者レビューとスタッフスタイリング写真である。
そこには、身長や体重がかかれている。
これが、とても重要だ。
身長を条件にフィルタリングできる。
お仲間たちがどのサイズをどんな風に着こなしているかわかる。
無理フィルターがかかっていた服にも目がいく。
なんとすばらしい機能だろう。
特に、スタッフスタイリング写真は、本当にありがたい。
具体性がハンパない。まさに「百聞は一見にしかず」である。
ものすごく、参考にしながら、選んでいる。
このサービスのおかげで、服選びが楽しい。
身長を堂々と記載するようになったのは、ここ5、6年?ぐらいかと推測する。写真にタグづけられた「低身長」というキーワードも、医療用語としてなじみがあった。対する「高身長」は、3高(もはや化石)のひとつとして、もてはやされたキーワードである。
服のサイズ展開も、最近は豊富になったと感じる。スカートもパンツも丈の長さ違いで、同じ商品を展開しているのもみかける。
COHINAを代表するように、小柄さん向け専門ショップも増えてきた。20代の頃といえば、デパートの「小さい服/大きい服」という、喪服売り場の近くの、少し地味なエリアにあるコーナーに立ち寄ったりしていた。
こんなふうに、低身長も堂々とできるようになったのは、
多様性を尊重する世の中になってきたからだろう。
まさに、多様性バンザイである。
これは、自己肯定感にもつながり、少数派が生きやすくなる。
身長少数派の私は、こう実感している。
服に関していえば、年齢も、歩行スタイルも、もっと多様な方が、スタイリング写真に登場する日が楽しみだ。
本日もお読みいただきありがとうございました。
とても嬉しいです。