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苦しみとは古代インドの言葉で『ドゥッカ』という。
人生には悩み、苦しみがつきものであると
まずは理解する。
①生きること
②老いること
③病にかかること
④死ぬこと
⑤愛する人と別れること
⑥求めるものが得られないこと

ブッダはこれらの苦しみの原因は『執着』であると語る。
執着とは、手放せない心。
(こだわり、怒り、後悔などを生む心)

どうやったら手放せるのか、苦しみを受け入れ乗り越える知恵、生きやすくなる方法が
この本には書いてある。

求める心があるから人々は生きていける。
①生存欲(生きたい)
②睡眠欲(眠りたい)
③食欲(食べたい)
④性欲(交わりたい)
⑤怠惰欲(ラクをしたい)
⑥感楽欲(五感から快楽を得たい)
⑦承認欲(認められたい)

7つの欲求『心とは、そもそも渇き続けるものだ』と理解しておこう。

そして、ジャッジすることをやめよう。
良し、悪し、好き、嫌い、すべき、すべきでないetc...

SNSでクソリプする人、つい最近Twitterで話題になっていた(母親ならポテトサラダくらい自分で作れ)というおじさん、
芸能人の噂話をして、あの人はキライなどという人、

そういう人はいなくならないし、変えられない。
期待、要求、思い込み、決めつけ
判断は『執着』の一種である。
誰かを苦しめている判断は『勘違い』である。 

反面教師とし、判断という心のクセを手放して自由な心へ向かいましょう。

自分を否定することも、ひとつの判断。
私なんて、、、という余計なことは真実でも有益でもないとブッダは唱える。

自信がある、ないというのも妄想にすぎず、
自信があるというのは、傲りで
自信がないと緊張したり、言い訳をする。 
それよりも、今できることはなんだろう?
とりあえず体験を積んで、やってみるしかないのだ。

やり方がわからなければ、先人に聞き
教えてくれれば感謝し
迷惑をかけたら素直に謝るだけ。

自分のなすべきことがわかっていると、他人の目が気になくなるんだよね。
集中すると、やり遂げたあとに納得が残る。 
結果には執着せずに、継続していれば答えは出るのだ。

比較することは非合理的であり、『完全勝者』はいないことを知ろう。
地位、ブランド、容貌、キャリアetc...
その価値観、判断つまりは妄想が
この世の競争と言い争いを生んでいる。
死ぬときには、経験しか残らない。

妄想ゲームから、いったん抜けてみる必要がある、、、
自尊心、虚栄心、見栄はココロの暗闇から生まれる。
外の社会、人間が気になってしょうがないなら
目を閉じて。
勝ち負け、優越や劣等という判断に苦しんでいるのなら目を開いて、目を覚ましましょう。

目の前の人も、世界中の人々も
現実を精一杯生きている『みんな頑張っているなぁ。』という目線、心の持ち方を知るだけで
とても生きやすくなる。

この本に書かれていたことは、ブッダの教えだったが
ブッダもヨガの修行をしている。
根本となるのはインドのヨガ哲学。

ヨガをしていると、自分の心の動きを意識し
揺れ動く感情をコントロールすることができたり、客観的に状況を眺めることができるようになる。
いま、何かに苦しんでいる方々へ
少しでも生きやすくなるヒントとなれば嬉しい。

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