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メトロポリタン建築物から見る特別意識。

皆さま、大変ご無沙汰しておりますがお元気でしょうか?
日本は猛暑と地震、そしてここ数日は大きな台風もきているようですね。日本人は特に宇宙から肉体面と精神面、両面からのアップグレードを望まれているなと感じています。(またそれができてしまう人種なので!出来ない子には言いません的な。→フランス人は無理です)

こちらパリは通年通り7月に入った途端にオリンピックがあるなしに関係なくパリジャン・パリジェンヌ達はバカンスに出てしまい、街は閑散としているのは変わらずでしたが、今年はオリンピックでいつもより観光客が多いかなといった印象でした。
観光客のために営業を続けていたレストランやお店なども今週の初めから一斉にバカンスに入ったので街にほとんど人がいない状態となっています。わたしは結構このガラーンとしたパリが好きなのですが、この期間中にパリに観光にいらっしゃる方はちょっとびっくりするんじゃないかなと思います。

オリンピックのことやお伝えしたいことはどんどんと増えているのですが、時間が全くない!という状態でございます。かろうじてインスタグラムの方はボチボチ更新しておりますのでご興味があれば遊びに来てくださいね(アカウント: yoco369)

さてさて、今日は普段私たちが無意識に使っている意識のひとつについて書きたいと思います。

インスタグラムで新しくできたRERの駅の建築物を投稿しています。RERとはパリ中心地からパリ郊外に向けて走っている高速線のことで、日本でいうところの急行や快速などの電車と同じですね。
この電車は一昔前はとても汚くて(今も綺麗とは言えませんがかなり改善しました〜)とてもキケン!という認識がありましたが、今はどの線でも雰囲気は違えど危ないという雰囲気は全くありません。

ですが、比較的最近の出来事で日本人の方が普段は乗らないRERに意を決して乗ってみたら、目の前で携帯をすられてしまったという方がいらっしゃってとても驚きました。
その方が云々という話ではないのですが、私から見るとその方がある意識を使っていることが見えてきました。
この携帯をすられてしまった方は、普段はこのような庶民の乗り物に乗られない方のようで、かつ、フランスに住んでいながらもあまりフランス人と関わりを持つことが少ない環境にあるためか、フランスにいながら日本人色の濃い生活をしていらっしゃるようです。
そのためにご自身の中で昔の情報の更新が行われておらず、RER線は危なくキケンもの。という認識がベースにあって、その上で目立たない地味な服をして、ブランド品も身に付けずにRERに乗ったという選択をされています。

この時点でもう既にものすごい何かの意識を使われているのがお判りでしょうか。

わたしからすると、そこまでしてRERに乗る必要はなかったのでは?他にも沢山方法はあるし、なんならタクシーでも?と思いますが(庶民のわたしは間違いなくRERです〜)何か事情があったのかも知れませんね!

さて、答えですが、この方が使われていたのは特別意識と先入観のふたつです。

この特別意識は普段意識することはありませんが、わたしたちは実に無意識にたくさんこの意識を使っています。
簡単にいうなれば、他人との差を持つ・線を引くという意識で、
あなたとわたしは同じではない、という想い、あなたは特別ですとか今回は特別に・・という言葉に弱かったり、自分が他とは違うと思ってしまう意識です。
目立ちたいというのも全てではありませんが自分を特別視してほしいという特別意識を持ちたい場合があります。
上下関係もまさにこれなので、生まれてから特別意識というのはあらゆるところに存在しています。マウントをとるというのもこの特別意識があるからですし、あの人は色々できてすごい!とか神様や自分よりすごいと思う存在を崇めるというのも特別意識を使っているのです。

話を戻しますと、あなた達と自分は違うという特別意識が携帯をすられるという現実を創ってしまったわけです。その意識が強くあるがために、外見上(見た目だけ)は地味にして、ブランド品も身に付けないとその人なりに気を付けたわけですが、これはその雰囲気に合わせているようでいて、エネルギー的にはその逆で、自分はあなた達とは違うので同じになるように合わせるというエネルギーがこの特別意識であり、その想いを強く放っているので、当然ながらとても異質に見えてしまうのです。

エネルギー的には群衆の中で、『みなさーん!どうか、私を見ないでねー!!!』と自ら叫んでいるようなものです。

この方はRERを乗るという行為に特別意識を自動的に使ってしまっているので、これを無意識に使い続けてしまう限り、乗る度にキケンな現実を創り出してRERはやっぱり危険!という認識がさらに強くなってしまいます。

特別意識を使わないということは、どこにいても自分は自分でいるということが大切です。現実的にはタンクトップと短パンとサンダルでは会社に行けないと思うのですが、外見は変えても意識的にそのような気持ちでいることがとても大事なのです。

先程の例で言えば、いつもの自分がブランド品に身を包み、たとえ派手な装いであったとしても、RERに乗ることに対してなんの特別感も持たなければ何も起こらないということになるわけですつまり、派手な格好をしているから高級なものを身につけているからスリにあうわけではないのです。

量子学的に言えば、全ては同じ粒子から成り、そこに何の違いもありません。

特別意識を使うと、特別になるような現実を創り出します。
特別意識は宇宙は皆ひとつであるという調和の意識とは真逆のベクトルなので一般的に具現化するほとんどが対立や上下争い、いざこざなどネガティブなものがほとんどです。

難しくなりましたが、普段から自分が自分らしくいられるように、そして自分は自分なのだから変える必要はないという楽観的な気持ちを大切にしてくださいね。

それでは今日も素晴らしい一日になりますように!
ボンジョルネ Bonne journée !

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