「文學界」2024年12月号 転載のお知らせ
このようなご報告ができるなんて、ほんとうに夢のようです。
note外ではいくつかの文芸同人誌で活動しているのですが、その掲載作のひとつが「文學界」2024年12月号(2024/11/7発売)に転載していただけることになりました。
「三田文學」の新 同人雑誌評で優秀作として選ばれたものが半期ごとに掲載される仕組みのようです。
対象作は「ignea(イグネア)」11号の「掌編小説集 ゆれあうからだ」。note発の掌編から身体にまつわるものを集め、同人の批評を経て修正を加えたものです。
「三田文學」の新同人雑誌評(214~217頁)では、本作に対して、
佐々木義登氏と加藤友佳里氏のおふたりから、深くあたたかな評をいただいております。
「ままならない身体を持て余し、困惑」(佐々木氏)しながら、「誰かと一緒にいることの温もりと孤独」(加藤氏)を感じて生きるわたしたち……。
詳細は「三田文學」をご覧いただきたいのですが、表現したいと願っていたものを、意識の底から掘り当てていただいた気持ちになりました。
「文學界」と「三田文學」、書店で見かけられたら、お手に取っていただけますと幸いです。
*文學界 2024年12月号
*三田文學 2024年秋季号(159号)
なお、作品(本文)はこちらでご覧いただくこともできます。
創作の場で導き、見守り、励ましてくださった方々、
別のかたちで日頃のわたしを支えてくださった方々、
心からお礼申し上げます。
「書きつづけてごらん」というメッセージのように、素晴らしい贈りものをいただけたのは、関わってくださるみなさまのおかげです。
マイペースではありますが、より多くの方に、よい作品をお届けできるよう精進してまいります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
<2024年11月7日追記>
星野廉さまが本件をご紹介くださいました。
星野廉さまは、noteで「導きの師」と仰いでいる方です。文学作品などを素材に、ときに遊び心も交えながら、言葉にふしぎな魅力があふれていることを教えてくださいます。これまで折々で激励のお言葉をいただき、創作の「お守り」としてきました。
振り返ると「身体」をテーマに掌編小説集を編むこと、また作品のタイトル「ゆれあうからだ」は、星野廉さまのご投稿やご助言が源泉となっていると感じます。
言葉と身体はどこか似ています。輪郭が確かなようで不確か。だからこそ、ゆれあい、ふれあい、ひびきあうことで、新しい気づきや豊かさが生まれるのかもしれませんね。
廉さま、本当にありがとうございます!
<2024年11月12日追記>
甘野充さまが「文學界」12月号を拙作転載の件とからめてご紹介くださいました。
甘野さまはユニークな切り口で小説を書かれると同時に、noteのクリエイターがいきいきと活動できるような拠点づくりをされています。集うみんなのプラスになるよう、noteの可能性を精力的に追求されるお姿が素晴らしく、いつも刺激をいただいております。
そんな甘野さまが「文學界」入手のために、自転車をパンクさせてしまうほど書店をめぐってくださったようです。申し訳ないやら、もったいないやら…尊さに心で拝みました。
電子書籍版の様子も拝見でき、とても勉強になりました。
甘野さま、心よりお礼申し上げます!!
<2024年11月20日追記>
山田星彦さまが「文學界」転載をかわいいお花と猫ちゃんでお祝いしてくださいました。
山田星彦さまは、こちらがnoteを始めて間もない頃から仲良くしてくださっている方です。
文芸や写真、コーヒーにファッション、どのご投稿にも美への独特なまなざしが感じられ、言葉や視覚的表現のひとつひとつに、いつも刺激をいただいております。
ご自身で多彩な創作活動もされるなか、マガジン【★note名作記事】ではnoteで出会われた魅力的な作品を紹介されていて、恥ずかしながら拙作も加えていただいたことがあります。noteという街の右も左もわからない時期から応援してくださった方だけに、喜びをわかちあってくださることが大変うれしいです。
星彦さん、あたたかなお気持ちに感謝いたします!
「文學界」12月号の発売以降、noteの外でもたくさんの方からお祝いのメッセージをいただいております。
一緒に喜んでくださって、本当にありがとうございます!
みなさまのお力のもとで書き続けられているのだと実感します。
あらためて、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
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現時点で掲載作はnote無料公開を続ける予定ですが、今後、一部公開を取りやめたり、有料のご案内を差し上げたりする可能性もございます。恐れ入りますが、ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。