【第6回】発酵性食物繊維を摂取すると腸内細菌が身体よい代謝物を作ってくれる
今回は、腸活を語る上で重要な「発酵性食物繊維」について解説していきます。
腸内細菌がお腹の中で発酵を起こす原料となる食品を発酵性食物繊維と呼び、腸内細菌が発酵することで作られる代謝産物には「短鎖脂肪酸」や「乳酸」などがあります。
ここで重要なのが、水溶性食物繊維や不溶性食物繊維と別の食物繊維として発酵性食物繊維が存在するわけではありません。
ほとんどの水溶性食物繊維やオーツ麦・ライ麦など一部の不溶性食物繊維が発酵性食物繊維に該当します。
また、内藤 裕二先生の著書「健康の土台をつくる 腸内細菌の科学」で発酵性食物繊維の含有量が多い食品が紹介されていたので、代表的なものを記載しておきます。
食物繊維を摂取する際の注意点として、高発酵性の食物繊維ばかりを食べていると「お腹が張る」といった不調が起こる可能性があります。
繰り返しにはなりますが、同じ食品ばかり食べるのではなく、さまざまな食品をバランスよく摂取することが大切です。
参考書籍
※今回の内容は複数の書籍やYouTubeの動画などを参考にして自分なりにまとめています。そのため、著者の考えと違う点があることはご了承ください。
また、できるだけわかりやすく伝えることを意識しているため、情報の不足等がある場合はご指摘いただけると幸いです。