yum@

仕事では経営者のインタビュー記事を書いたりしてます。 noteは趣味で書いてます ht…

yum@

仕事では経営者のインタビュー記事を書いたりしてます。 noteは趣味で書いてます https://lit.link/yuma3928

マガジン

  • 心理学・脳科学的

    心理学や脳科学のようなものがテーマ

  • データ・数学的

    疑問に感じたことを、あれこれ分析しています。

  • エンタメ

    本とか映画とかマンガとか。 その他もろもろ。

  • 自己分析

    自己分析用

  • 日常から

    日常体験からの気づき。

最近の記事

サント・ブーヴの著作「わが毒」より - 人間を理解する方法は、たった一つしかない。それは、かれらを判断するのにけっして急がないことだ。 - 苦手と感じた人のことほど、ラベリングをして敬遠しがち。できるだけ相手の理解に努め、すぐにカテゴライズしないように心がけたい。

    • 人を通じて、別の何かが作られていく

      人は経験を積み重ねる中で、物事を理解するための枠組みが自分の中に出来上がっていく。これは、心理学用語で「スキーマ」と呼ばれる。 例えば、「甘くて、丸くて、赤色で、シャキシャキしてて‥」という情報から「りんごかな?」と想像することができるのは、自分の中にりんごを理解するための構成要素があるからだ。 私たちは、このように物事を複数の要素の組み合わせで理解することができる。そしてそれは、人についても同じである。 例えば、友達のAさんを、Aさんのことを知らない人にイメージしても

      • 成功体験から生じる「認知の歪み」

        上記のような写真を見たことはあるだろうか? これは「生存者バイアス」と呼ばれる認知の歪みを説明するときに、多く引用されている有名な実例だ。 図の「赤い点」が記された箇所は、第二次世界大戦中、帰還した航空機が損傷した箇所を記したもの。無事に帰還したあらゆる航空機の損傷箇所を記していくと、図のような大凡まとまった箇所に損傷が見られていることがわかった。 では、もし皆さんが「より強い機体を作ってほしい」と上から指令を受けたとすると、どの部位を補強箇所として選ぶだろうか? 生

        • 「協調性がない」ことを悲観的に捉える文化

          「あいつ、協調性ないよな」 協調性という言葉は、人のことを考える行動ができているか、できていないかの指標としてよく使われている。 「あいつは人のことを考えた発言をしない、協調性がない」 協調性がないと聞くと、多くの人がネガティブに捉えてしまうだろう。(実際はないのではなく「低い」という表現が正しいが) しかし、それは本当にそうなのだろうか。 人に備わる性質は、何か意味があって備わっている場合が多い。協調性の高さや低さも、その類に含まれないだろうか。 協調性が低いこと

        サント・ブーヴの著作「わが毒」より - 人間を理解する方法は、たった一つしかない。それは、かれらを判断するのにけっして急がないことだ。 - 苦手と感じた人のことほど、ラベリングをして敬遠しがち。できるだけ相手の理解に努め、すぐにカテゴライズしないように心がけたい。

        マガジン

        • 心理学・脳科学的
          29本
        • データ・数学的
          10本
        • エンタメ
          9本
        • 自己分析
          24本
        • 日常から
          14本
        • 哲学・先人の教え
          14本

        記事

          駅前の建物がリニューアルされて「どんなお店が入るんかな〜」って楽しみにしてたら、2フロアぶち抜きでジムだったときの喪失感。 それだけでジム嫌いになりそう。

          駅前の建物がリニューアルされて「どんなお店が入るんかな〜」って楽しみにしてたら、2フロアぶち抜きでジムだったときの喪失感。 それだけでジム嫌いになりそう。

          某有名人の女性問題が週刊誌で取り上げられたとき、「記者は匿名で個人を叩いてズルい!自分の名前もさらしてから意見を言え!」というコメントを、匿名で呟く人がたくさんいた。 何か意見を言う時は、「自分がその一部になっていないか?」というメタ視点を心掛けたい

          某有名人の女性問題が週刊誌で取り上げられたとき、「記者は匿名で個人を叩いてズルい!自分の名前もさらしてから意見を言え!」というコメントを、匿名で呟く人がたくさんいた。 何か意見を言う時は、「自分がその一部になっていないか?」というメタ視点を心掛けたい

          【ネタバレあり】ゴジラ-1.0の概要と感想

          ゴジラ-1.0を見ました。せっかくなので感想と概要を書きます。 舞台は第二次世界大戦、終戦前後ゴジラ-1.0の舞台は、1945年。 第二次世界大戦終戦の直前から話が始まります。 神木隆之介演じる主人公「敷島」は特攻隊として戦場に出たものの、死ぬことに怖気付き、飛行機の故障と嘘をついて島の整備基地に不時着をします。 飛行機の検査をした整備隊の橘隊長(役:青木崇高)は、飛行機に故障がないことを敷島に伝えます。敷島の反応で戦争から逃げたことに気づいた橘は、敷島に同情の言葉を投

          【ネタバレあり】ゴジラ-1.0の概要と感想

          自己肯定感と他者肯定感

          「自己肯定感が高い人は羨ましい!」 最近、このようなことを耳にすることが増えたように思います。 「世界的に見ても、日本人は自己肯定感が低い国民である」 そう言われても簡単に受け入れてしまうくらい、日本人は自己肯定感が低い人が多いように思えます。 「自己肯定感は高い方が良い」と思う一方で、「自己肯定感が高い=人として優れている」と言われると、それは違うと否定をしたくなります。 自己肯定感が高い人を見て、たまにモヤモヤすら感じるくらいです。 では、私たちは自己肯定感が

          自己肯定感と他者肯定感

          「一番最初」って、重複表現らしい。 「最初」という言葉の中に、「一番初め」という意味があるからだそう。 でも、話し言葉だと普通に使ってまうなぁ。一番最初。

          「一番最初」って、重複表現らしい。 「最初」という言葉の中に、「一番初め」という意味があるからだそう。 でも、話し言葉だと普通に使ってまうなぁ。一番最初。

          天才とは、熱量である

          「ボクらの時代」で、南海キャンディーズ山里さん、オードリー若林さん、直木賞作家の西さんが出ている回を見た。 同年代3人の会話はとても楽しく、あっという間に時間が過ぎたのだが、その中で、山里さんが行動する熱量が「他者への嫉妬心やコンプレックス」というような話になったとき、西さんがこんなことを言っていた。 「天才」というワードを発する時、私たちは「ある特定の能力に優れている」とか「とんでもなく努力できる」「没頭できるくらい好き」というような人を想像する。 だけど、そうではな

          天才とは、熱量である

          その空間にふさわしい思考がある

          GWの初日。 その日は、六本木にある「文喫」という本屋さんに向かった。 文喫は、祝日入場料2530円。 落ち着いた雰囲気で、無料のドリンクを嗜みながらゆっくり読書を嗜むのに居心地の良い空間である。 初めて訪れたこの場所で、空間が生み出す「自分の思考や居心地」について、不思議な感覚に陥った。皆さんも一度は味わったことがあるであろうこの感覚について、まさにそれに気付いたこの場所から発信をしたい。 文喫にて「GWはゆっくり読書でもしたいなぁ」という話をしていると、彼女が文喫に

          その空間にふさわしい思考がある

          男の「奢る・奢らない」論争

          友人と雑談をしていたとき、「スタンスって大事だよね」という話になった。 どういう立場・立ち位置から、その発言をしているか。これを考慮せずに、ただ言葉の意味だけを切り取ってしまうと、コミュニケーションにズレが生まれる。 「お前が言うんじゃねーよ」 「お前には言われたくない」 これが往々にして起きるのが、コミュニケーションなのである。 奢る・奢らない論争そもそも友人とこの話になったのは、「男性は女性に奢るべきか否か」ということで、女性YouTuberの発言が炎上していた件

          男の「奢る・奢らない」論争

          相手に敬意を持つからこそ、そこから学びを得ることができる。 成長に貪欲な人は、色んなことに敬意を持ってる気がする。 反面教師もあるけど。

          相手に敬意を持つからこそ、そこから学びを得ることができる。 成長に貪欲な人は、色んなことに敬意を持ってる気がする。 反面教師もあるけど。

          SNSのコメントなどを見てると、「文字が読める」ことと「文脈が読めること」は似て非なることだとよく分かる。省略された前後の情報や、言葉の裏側にある意味に思考を巡らす回路がないと。ことわざを、その言葉のまま受け取っているようなもの。猿も木から落ちる=当たり前やんw 的な。

          SNSのコメントなどを見てると、「文字が読める」ことと「文脈が読めること」は似て非なることだとよく分かる。省略された前後の情報や、言葉の裏側にある意味に思考を巡らす回路がないと。ことわざを、その言葉のまま受け取っているようなもの。猿も木から落ちる=当たり前やんw 的な。

          メタバースを題材にしたSF小説でも書こかな と思ってから1年が過ぎた

          メタバースを題材にしたSF小説でも書こかな と思ってから1年が過ぎた

          社会に自分を適応させる力

          とある日の日曜日。 お昼ごはんを食べた後、友人ととある街の商店街を歩いていると、見知らぬカフェが目に映った。 「あれ、こんなとこにカフェなんてあったっけ?」 しばらくこの街にきていなかった僕は、見知らぬカフェをきっかけに「この通り沿いに居酒屋さんができた」とか、「駅近くのビルに大きい本屋さんが入った」とか、街並みの変化を友人から色々と教わった。 「いやー、この街も変わったなぁ。」 もの思いに更けながら、「そもそもこの街は100年前はどんな街並みだったのか」「これから1

          社会に自分を適応させる力