アウフヘーヴェン:息を殺したような二日間だった・・・(my illustration)
右手の小指を隠した
両手のそれをあしらっていると、やはり不自然に感じた
この絵に、ほぼ最終的に取り組んだ、息を殺したような二日間だった
これで完成にはしない方がいいだろう
しかしそれなりに得るものがあった
自分の人格的に、足りない何かを克服できた
それは何百万年、数億年、僕が取り掛かって克服しようとしてきたもので、
その域に今日入った・・・
それは、この絵を磨いていることとやはり、別々ではなく、繋がっていたのだ
そして、絵を描き続ける僕に、上手に絡んでくださった人々がいてこそだ
僕は斜めに構えることが好きだったが、つまりは斜めに構えてこそ、
構えずに得られる真正直な純真な、そして純粋なモノを手に入れられたということだ
毛沢東(僕は社会主義者ではないが)の矛盾論や、アウフヘーヴェンを思い出す
矛盾論とは、万物は、反発し合う両極のものが、混じり合い、反発しながら高い次元にいざなわれていいくというものだ
この絵の女性も斜めに構えているようで、
「ますぐ」な純潔を抱いている
生涯のそれを守り通したいものだ
この絵もあともう少し・・・
そのもうほんの少しが何なのか、描き続ける中でしか答えは出ず、
しかも画龍点睛というのは、森羅万象との融合なのだと僕は想っている
したがって、言葉はいらない・・・
Rose
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