【映画】インディー・ジョーンズと運命のダイヤルの感想!「戻ってきたの?」というセリフの意味!【ネタバレ】
どうも!あぶらでごんす!
タイミング合わんくてずっと見れてなかった「インディー・ジョーンズと運命のダイヤル」をやっと見てきた。
劇場でやってるうちに見に行けて良かったー!
インディー・ジョーンズを映画館で見るラストチャンスやからね。
予告見ただけでワクワクするよね!
ビールに合う度🍺・・・・・・・・・★★★☆☆
おじいちゃんがんばれ度・・・★★★★☆
お疲れ様でした度・・・・・・・・・★★★★★★★★★★
※ここから先ネタバレ含みます!気になる方はすぐ引き返してね!
最初のシーンはジョーンズ博士がまだ若かった頃の話。
若かったっていってもおじさんやけど。
シリーズの1〜3作目くらいの年齢の顔をCGを使って再現してる。
すごい時代になったもんだ。
でなんだかんだありまして、いつも通りナチスからお宝を奪い返したところでシーンが移って劇中の現代へ。
ハリソン・フォードおじいちゃんになったなぁ。
調べたら今年81歳。
いや81歳にしたら若いわ!
70過ぎくらいに見えた。
そんなハリソン・フォードことインディー・ジョーンズ博士は、ヨレヨレのTシャツにトランクス姿でバット持って隣の若者の部屋に「うるさいんじゃあ」って怒鳴り込むヤバいおじいさんになっていました。
後々分かるんやけど、1年前に戦争(ベトナム戦争?)で息子のマットが亡くなって、奥さんのマリオンとも関係が悪化して、今は1人で孤独に暮らしてる。
大学でも考古学の授業をまともに聞いてくれる生徒は1人もいない。他の教授たちともちょっと距離があるみたいで、せっかく退職祝いでケーキとか記念の時計とかプレゼントしてもらったのに「今まで我慢してくれてありがとう」とか言っちゃう。
今までのインディーの活躍を知ってる人は誰もいない。
人類がロケットで月に行く時代で、みんなが未来を見てる中でインディーだけ過去を見てる。
時代が変わっていくのに取り残されて、自分も終わりに向かっていってる感じ。
そこに現れるのが昔の仕事仲間で友人だった教授の娘ヘレナ。
父が探していた宝「運命のダイヤル」を一緒に探してほしいと頼んでくる。
運命のダイヤルは古代ギリシャの超天才科学者アルキメデスが作った時間を行き来できるっていうとんでもないアイテム。
ただこのヘレナが実はワルで、盗品を闇オークションで売ったり、借金のカタにマフィアのボスと結婚したりしてる(しかも逃げ出して結婚指輪は売った)。
ヘレナはインディーが実は運命のダイヤルの一部を持ってることを知ってて、それを盗むために近づいてた。
あんなにかわいい女の子だったのに。
で、ダイヤルの一部を盗んだヘレナを追いかけてるうちに、
ヘレナを追っているナチスの残党にも狙われて事件に巻き込まれていくインディーおじいちゃん。
この残党を仕切ってるのが今回のヴィラン元ナチスの科学者エルゲン・フォラー博士。
大戦後にアメリカに亡命してロケットの研究に携わってたりする。
ヒトラーが間違えただけでナチスは千年続くはずだったから、運命のダイヤルを使って過去に戻って自分がヒトラーにとって代わろうっていうヤバい思想のやつ。
で、馬で地下鉄に追われたり、トゥクトゥクでカーチェイスしたり、突然出てきたアントニオ・ヴァンデラスと海に潜ってウツボに嚙まれたりしながら大冒険の果てに遂に運命のダイヤルを手に入れるインディーおじいちゃん。
ダイヤルのパワーで古代ギリシャにタイムスリップする。
今まで考古学で散々研究してきた過去の世界にたどり着いたインディーおじいちゃんは本物のアルキメデスに会ったりして「オレはこの時代に残る!」とか言い出しちゃう。
しかしヘレナに「うるせぇー!」っつってぶん殴られて無理やり現代へ。
インディーが自分のアパートで目を覚ますと仲間たちが集まっていた。
そして別居していたマリオンも戻ってくる。気を使って部屋を出ていく仲間たち。
あの「どこも痛む」「じゃあ痛まないところはどこ?」のシーン泣きそうになったわ。
あのシーンでグッとこないインディー・ジョーンズ好きおらんやろ!
そしてラストの「戻ってきたの?」っていうセリフ。
あれは単純に過去から現代に戻ったってだけじゃなくて“しょぼくれたおじいさんになる前のインディーに戻ったの?”ってことやと思うんだよなー。
息子のマットが亡くなって「マリオンを励ます術が自分にはなかった」って言ってたけど、辛くて耐えられなかったのはインディー自身やったんじゃないかなーと。
で自分からマリオンを遠ざけてしまったんじゃないかな。
息子を失った悲しみと、時代に取り残された辛さ、そして老い。
で冒険の末にたどり着いた自分が追い求めても絶対に見ることができなかったはずの古代の世界で最期を迎えようとしてたのに、ヘレナに「あなたの考古学はこの時代では役に立たない。あなたがいるべきなのは現代」って言われて、少しだけ生きる意志を取り戻した。
まだ自分にできることがあるんじゃないかと思い出してる時に現れたマリオンに言われたセリフが「戻ってきたの?」
そしてラストシーンで干してあるトレードマークの帽子を取る。
しかも写っているのは帽子を取る手だけ。
最高かよー!!!
他にも過去作のオマージュとか、エンドロールで流れるテーマ曲とか、インディーよりおじいちゃんになってたサラーとかいろいろ書きたいことあるけど、とりあえず
良い最終回だった!映画館で見れて良かった!
そろそろ劇場公開終わりそうやから、インディー・ジョーンズ好きな人はぜひ映画館で見てほしい!
おわり!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?