良い油、悪い油
前回に引き続き、私たちの身体の健康にとって
良い油と悪い油についてご紹介します!
前回の記事を見ていない方はそちらも併せてご覧ください!
ココナッツオイル
母乳にも豊富だった中鎖脂肪酸
ココナッツオイルの健康効果はさまざまなところで発表され
人気なオイルとなっています。
最近ではスーパー等でも気軽に購入できるようになりました。
アルツハイマー病に対しココナッツオイルの摂取で
病気の治療や進行を遅らせることができると発見した
アメリカのメアリー医師は元々小児科の医師であり
ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は
母乳にも含まれていることを知っていました。
中鎖脂肪酸は母乳の中でも特に初乳の濃度が高く、
中鎖脂肪酸の代謝産物であるケトン体は新生児の神経発達に重要な
働きがあります。
実際に新生児の血液を調べると、ケトン体の濃度は驚くほど高く、
新生児は生まれた直後はケトン体を脳の主なエネルギー源として
発達をしていることが分かっています。
成長の過程の中で、主なエネルギー源がケトン体からグルコースに
移行しているということになります。
新生児という人間の成長過程において重要である
脳をはじめとする様々な神経細胞を形成する時期において
主なエネルギー源が「ケトン体」であることは事実であり、
ヒトの本来の代謝がグルコースではなく、ケトン体であることも
揺るぎない事実であると言えます。
抗菌作用
「オイルプリング」という方法で歯が白くなるのをご存知ですか?
オイルプリングとは、オイルでうがいをする健康法で
インドの自然療法である「アーユルヴェーダ」の健康法の一つです。
大さじ一杯のココナッツオイルを口の中に入れ、
約20分間、口内でオイルを乳化させるイメージで
口内の隅々にオイルが届くようにクチュクチュうがいをします
うがいに使用したオイルは飲み込まず、ゴミ箱に捨てます
(水道では水道管が詰まってしまうことがあるため。)
口を水ですすいで終了です。
口腔内では何兆個というバクテリアが生息し毒素を出しています。
歯周病をもたらしたり、体内に入ることで肺炎や心臓病、消化器疾患、
ホルモン障害に至るまで様々な病気を引き起こす原因にもなると
言われています。
この本の著者であるブルース・ファイフ博士は
ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸には歯周ポケットから
歯周病菌を引き出して、菌の数を激減させ、毒素を減らす抗菌作用があると
力説しています。
それ以外にも「オイルプリング」には
口臭の予防、歯のホワイトニング効果、約20分のうがいで
口周りの筋肉を使うことによる美容効果、口腔内の毒素減少による
デトックス効果などが期待できます。
綺麗な口腔環境、綺麗な歯は相手に与える印象が全然違います!
自宅で簡単にでき、一石二鳥以上の効果を持つオイルプリング
慣れるまでは気持ち悪いと感じると思いますが
とてもお勧めです!
カンジダ菌を抑える
カンジダ症は数種類のカンジダ属の真菌が起こす感染症の一つで
風邪や、ストレス、寝不足、疲労などで体力が落ちた時に
口腔や食堂、膣、皮膚などで繁殖し、口腔内や食堂炎、膣炎、皮膚炎
などを起こすことで知られています。
カンジダ症の症状は、慢性に経過することが多く
免疫力の低下や、抗生物質の使用による体のバランスが崩れた時に
症状が強く現れ、免疫力が回復すると症状も落ち着き反復するという
いわゆる「日和見感染」となります。
根本的な治療としては免疫力を高めてカンジダ菌の繁殖を抑える事が基本。
カンジダ菌は糖尿病患者で繁殖しやすいことが分かっており、
血糖値が高い方や膣内の糖分が高い方がカンジダ症のハイリスクグループで
栄養面での管理も重要であることが分かっています。
アメリカのタフツ大のキャロル・クマモト教授らの研究で
ココナッツオイルにカンジダ菌の繁殖を抑える効果あることが発見され
話題を呼んでいます。
ココナッツオイル自体に抗菌性があることは知られていますが、
同様に血糖を下げる効果や免疫力を上げる効果もあります。
ココナッツオイルがカンジダ菌の繁殖を抑制したメカニズムの解明には
さらなる研究が必要であるとクマモト教授は考察しています。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます☺️
今回もココナッツオイルの効果についてさらなる情報をご紹介しました!
次回の投稿もお楽しみに!
健康や美容、ライフスタイルに関するコンテンツを毎日投稿しています!
この記事が良かった!私を応援したい!本気で変わりたい!
と思ってくれた方は私をフォローして新しい記事を待っていてください♪
あなたのクリーンでハイパフォーマンスなライフスタイルをサポートします♪
本気で変わりたいそこのあなた!お気軽にお問合せください☺️♪