唯識の思想
おもしろい本でした。仏教の考え方は自分にフィットしているような気がして勉強になる。
唯識。
心の乱れというのは、それが存在として現れる。それを整理することは、心を整理することになる。存在というものはあるけどない、ないけどある。作り出しているのは自分の心。唯、唯、そういうこと。
呼吸に意識を集中する。すると頭がすっとする感覚になった。他に何もない、心だけがある。
この感覚で明日から生きてみよう。どんなふうな世界が目に映るのか、楽しみになる。
無分別智。
自と他をわけること、わけて行動になりきること。これがなかなか難しい。行動になりきる。
今のところ自分の人生を自分の思うように、自分勝手(人に迷惑をかけていいということではない)に生きていいんだと考えている。他人は他人、自分は自分という感じ。
このことと無分別智をつなげて考えてみた。
本の中で、宮沢賢治の雨にも負けずの一説が書かれていたが、あらためてすごいなと思った。自分にとって難しい考え方だと感じたのと同時に、無分別智を少し理解できたような気がした。
唯識、心があるだけ。
そこから全部始まる。
仏教の智慧に学びました。
唯識の思想 (講談社学術文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/B01D06QK8G?ref_=cm_sw_r_apin_dp_7ARE7SXVA0QNKYV7GFMY
では、また。