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生きづらい内向型OLが「生きづらい人のための人生戦略」を読んだ


なにおれさんの「生きづらい人のための人生戦略」を読んだ。

※kindle unlimitedに入った場合、お試し1ヶ月無料or月額990円でこの本も読めます。



なにおれさんの本は他のものも読んだことあるけど、一番好きかもしれない。


この本には、ざっくり

・内向型はなぜ生きづらさを感じるのか、生きづらさとはそもそも何か
・生きづらさから脱出するための10個のステージ
・生きづらさから脱出した3人のモデルケース

について書かれているんだけど、この3人のモデルケース

・ケース① 26歳独身女性・地元企業の会社員・実家暮らし
・ケース② 29歳専業主婦・1歳の子・都会の賃貸暮らし
・ケース③ 38歳パート主婦・中学生の子2人・地方のマイホーム暮らし

が秀悦だった。


他の自己啓発本や小説では、主人公にきっかけとなる大きな出来事や、突飛な出会いがあって人生が変わることが多いけれど、

現実問題、超内向型人間はそもそも人との出会いが少なかったり、シンプルに人との集まりが苦手すぎたり、

きっかけとなる大きな出来事が起こったとしても「詐欺?」「騙されているのではないか?」とビビッてしまい、大きな波に乗れないことが多い。

 
でもこの本の中のモデルケースはそうじゃなくて、まず生活を整えるところから始まり、コツコツ継続する内に、自分の中でやり甲斐や生きる意味を見出していき…と段階を追っている。

もちろん、実際発信するとなると、1つのテーマからブレないこと、人に刺さる発信をすること、そしてそれを継続することが本当に難しいんだけど…

それでもうまくいく流れに納得感があるというか、スッと入ってきた。



◆疲れを溜めないことの大切さを実感している

内向型が生きづらさを改善するための10個のステップが書いてある。

アマゾンの目次より↓

・ステージ① 人生戦略の全体像を知っている状態
・ステージ② 思い込みの存在を自覚している状態
・ステージ③ お金の貯まる暮らしが整っている状態
・ステージ④ 疲れにくい暮らしが整っている状態
・ステージ⑤ 1日のタイムスケジュールが明確の状態
・ステージ⑥ お金の適切な配分先が明確の状態
・ステージ⑦ SNSでアウトプットしている状態
・ステージ⑧ 集客の本質を理解している状態
・ステージ⑨ 自分の商品でお金を稼げている状態
・ステージ⑩ 成功体験に執着していない状態

今まで、生きづらさを感じるたびに

ステージ②→物の手放し
ステージ③→支出を見直す

は何度となくやってきたけど、
ステージ④はやってこなかった。
というか、出来なかった。


疲れているときほど生活に彩りを求めてしまい、会社帰りに本屋やカフェに寄って帰るのが遅くなり、寝る時間まで遅くなり…。
余計に疲れを溜めることが多かった。


それがたまたま先月、5月病からか疲れと生きづらさをとても強く感じて、

自然とステージ④の「疲れにくい生活を整えること」を始めていた。

こちらの記事にも書いたけど、とにかく毎日の睡眠時間を全力で確保した。


今もその生活はまだ続いていて、
仕事後は全力で真っ直ぐ帰り、平日でも22時には布団に入り、7〜8時間寝ている。 

今までは平日や通勤時間にネトフリのドラマを見ていたけど、それをすると早く寝ても疲れが残りやすくなるので、週末に回すことにして、平日はドラマを見るのをやめた。

睡眠に全力を注ぐと、自然と優先順位が明確になってスマホを見る時間やSNSを見る時間が減る。

すると、疲れにくくなり、ストレスが減るから、不思議と物欲や衝動的に小さな買い物(お菓子とか、カフェのフードとか)が減った。

ノーマネーデーが一気に増えた。

ステージ④をやるとこで、自然と一つ前のステージ③まで整ってきて、ストレスでお金を使わなくなる感覚を覚えている。



思ってた以上に、内向型人間は「毎日の疲れを溜めないこと」って大事かも。
普通に生きているだけなのに、考え過ぎたり、周りの言動にすごく疲れている。

周りからつまらない生活だと思われたとしても、毎日の心の平穏と自分を律する力を養うために、まずは睡眠。なんせ睡眠。


今まで、なにおれさんの本を読んで、かじりかじりに取り入れては、しっくりこないこともあって

「これはなにおれさんが意志力が強くて自分を律することができる人間だから出来ることで、私は全然だからな……」

と思っていたけど、④の生活リズムの土台は結構大きな境目かもしれない。


ステージ⑤に進めるか…?はこれからの話だけど(前やってみたことあるけど、理想の暮らしがその日の気分で変わってしまってしまい全く定まらない)

とりあえず④を継続していきたいと思う。

ここまでできるだけでも、結構健やかに過ごせている。


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