
「推し」のおかげで辛かった場所が平気になった。
まずは、2組のYouTuberさんを一枚の写真にまとめてしまったことを許してほしい。
これは推しへの気持ちが決して半分ずつなわけではなく、どちらも私なりに全力で大好きで応援しているんだけど、単にサムネにどちらか一方を選ぶという決断ができなかっただけ、、!
(ちなみに左がポップスピアニストの「ハラミちゃん」、
右がカップル旅YouTuberの「とったび」さん)
このお2組のポストカードを、私は家のデスクの見える場所に掲げている。
少し前まで、私はデスクが嫌いだった。
そのデスクでパソコンを開くのはもっと嫌いだ。
デスクに近づいたりパソコンに触ったりすると、去年まで抱えていたたくさんの辛い感情を思い出してしまっていた。
去年まで、私はテレワークだったから家で仕事をしていた。
私は基本的には静かな方が集中できるタイプだからテレワークはありがたかったけれど、コミュニケーションの難しさに直面した。
すれ違い、こじれ、批判され。
傷つき、泣いて、もう向き合えなくなってしまった。
だけど、仕事から離れてゆっくり休んでいる間に、「推し」ができた。
YouTubeを見ているうちに、ハラミちゃんととったびに出会うことができた。
動画を見ていると自然に明るい気持ちになるし、声に出して笑っちゃうこともある。
今までこれといって趣味みたいなものはなかったのに、お2組からとっても元気をもらうようになった。

そうしているうちに、そういえば私はムーミンも大好きだ、そういえば私は上橋菜穂子さんの小説が大好きだ、と、自分の「好き」を再認識することができた。
これまでそういう「好き」の大切さに全然気づいていなかったけれど、好きなものがあると癒されるし、元気をもらえるということにやっと気づくことができた。
だから、嫌いだったデスクに近づけるようになるためには、そんな「好き」の力を借りることが不可欠だと思った。
だから、これまで機能性重視だったデスク上の物をすっかり入れ替えて、目の前を好きなものでいっぱいにした。
(上の写真はデスクの正面。この左側に推しのポストカードがある)
そしたら、デスクに座るとニマニマするようになった^ - ^
入れ替える前はほとんどずっとデスクには近付いてなかったのに、今は日に何度も近づけるようになった。
どちらかというともう、好きな場所だ。
ハラミちゃん、とったびのあーちゃんこんちゃん、ありがとう。
私の「好き」を目覚ましてくれて。
お2組のおかげで、一歩前へ進むことができたと思う。