ファットバイクで駆ける冬の湖北 その1
長浜市内の一部のレンタサイクルで「ファットバイク」を無料貸出するサービスを展開している。「ファットバイク」は通常の倍の幅があるタイヤを履いているロードバイクのこと。悪路やオフロードなど不安定な足場でも安定して走行できるのが魅力だ。そんな魅力を活かして、雪の多い湖北に人を呼び込むべく今季期間限定で導入された。
JRで見つけたこの広告に目をつけて自分も体験すべく、京都から新快速に乗り込んで湖北へ直行した。
借りて、コケて、悩んで
長浜駅で降り、「長浜観光協会」の窓口で「ファットバイク」でレンタルをお願いする。名前や住所、身分証確認の他、デポジット(預かり金)支払いを済ませて、いざ冬の湖北を満喫する準備は整った。
フレームはよくあるロードバイク。でもタイヤは太っとい!!そんなビジュアルのインパクトの強さがある。
まず乗ってみるとけっこうスピードが出るし、高速走行を想定してかブレーキも強い。そして、ギアの変え方もロードバイク仕様だから勝手が違う。修学旅行で北の大地を駆け抜けたことはあるが5年前の話で何一つ覚えていなかった。
そして、地下道で押して渡ろうと降りようとするとバランスを崩して膝から転け、膝下に軽いアザができるかすり傷を負った。構造上フレームを跨げず、一旦右足をピンと伸ばして、「ディラン・マッケイ」のように降りないといけない。乗り慣れないもんだ。
序盤の苦労はこんなところでまずは湖岸に出てみた。
今回のルート
ちなみに今回のルートは青でなぞってるところ
湖岸の「さざなみ街道」を北上し高月町へ→ぐるっと国道8号線へ回って南下し長浜市街へ。
途中道の駅「湖北みずどりステーション」で昼食休憩もする。
さざなみ街道北上
「さざなみ街道」を北上していくと、左手には常に琵琶湖が寄り添っていて、雪化粧した湖西の比良山系の山々が冬を感じさせてくれる。そして何より今日は貴重な晴れ間。風はあれど非常に走りやすい。
道の駅にて
走ること1時間弱で「湖北みずどりステーション」に到着。ランチを食べることに。ちょっと苦手なものを克服する良いきっかけとなったのだが、詳しく綴りたいのでまた別の機会に。
そんな腹ごしらえの後に2階に登ってみた。
父や祖父のクルマで何度もここに来て登ったが、湖岸や山々を見渡せる絶景スポットだ。
ちょっと土産を購入し、また再び湖岸沿いを北上していくことになるのだが、これは続きは次以降の記事にて。