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新幹線課金してコーヒーとアイス

滋賀長浜で見に行きたいイベントがあって、電車に乗った。8時に家を出たが、時間帯的に新快速がなく、普通列車ではちょっと物足りない。コーヒーも飲みたくなって京都から米原まで新幹線で課金することにした。

のぞみ全席指定

改札内へ。この日は4月26日。5月までの連休1週間前後は「のぞみ」全列車、全座席が指定席となる。原則、事前予約しないと乗れないことになっていて、テレビCMやデジタルサイネージで周知されていた。この取り組みは2023〜2024年末年始以来2回目。混雑緩和が狙いだ。

たぶんそれでキレてる人

しかし、それを知らないだろう人もいた。新幹線ホームのベンチでブチギレて大声上げてる日本人のおばちゃんだ。相席してきた外国人の子どもに「近寄んな!!」と言う傍若無人ぶり。「ひかり」に乗ったからして見ると、全席指定を知らなくてブチ切れたんやろなぁと勝手に想像した。仮にそうだとしても「いやいや、知っとけよ」とは思う。
ブチ切れてもどうにもならんやん。

新幹線コーヒー

それをよそにコーヒーを買う。コーヒーは新幹線にちなんだ4種類。いずれも「中煎り(苦味と酸味のバランスがいい)」で、少しずつ変えている。

  • のぞみブレンド(苦味とコク強め)

  • ひかりブレンド(苦味強めでソフト)

  • こだまブレンド(酸味強めでソフト)

  • ドクターイエローブレンド(コクのバランスがいい酸味強め)

コーヒー専門店かと思わせるほどのラインナップ。これだけラインナップがあるとコーヒー好きは大興奮。車内販売では名物だっただけにこの本気はすごい。

ひのとりも

近鉄特急「ひのとり」
名古屋と大阪の間で新幹線とバチバチにやり合ってる。
スピードと本数は新幹線に軍配、安値やプレミアムシートの快適性はこちらに軍配。
コーヒーマシン

そういえば、新幹線のライバルである近鉄特急「ひのとり」もコーヒーマシンを設置している。影響されたのではと思ってしまう。バラエティは新幹線に勝るが、クオリティと少し安いのは近鉄もいい勝負かも。

会いに行こう

コーヒーが出来上がるまで待っていると音楽が流れてくる。

2023年から東海道新幹線のチャイムに起用された『会いに行こう』が流れてくる。UAさんの伸びやかな歌声がホーム上に響く。

会いに行こう byハナレグミ

下り(東京から新大阪方面)の自販機では「ハナレグミ」が歌う『会いに行こう』に変更されている。こちらは2024年度のCMソングでアレンジされている。

拍手喝采


コーヒーが完成すると、自販機のそばにいた5人組のシニアグループから歓声と拍手喝采。この直前のボタン操作がうまくいかず密かに心配されていたのだ。少し見づらいんよなぁ。おっちゃんも「難しいわぁ😓」とぼやいてた。

コーヒーは僕好みの苦さでもちろんおいしかった。どうせなら味比べしてみたい。ドクターイエローはどんな味やろ?

シンカンセンスゴイカタイアイス

アイスも買ってきた。「リニア・鉄道館」で食べたときは僕の腕力でもプラスチックスプーンが入らない「カッチカチ」だったが、ちょっと力入れたら食べられた。これは人によりけりかもしれないし、車内販売がとんでもなくカチコチだったのかも。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。