ライブも盆踊りも楽しい
十五夜と十六夜の夜に「びわ湖大津ビワコイ祭り」ってのに行ってきた。出店や花火、他多数の催し物がある「ちょっと遅めの夏祭り」だ。そのクライマックスには「江州音頭」があって、保存会主導でレクチャー+1時間踊り通す。滋賀に住んでたときに毎年お盆にいつもやっていた思い出がある僕にとってはやらずにはいられない最大の目当てだ。
本降りの1日目
1日目は突然の本降りに降られてしまった。途中小雨になった合間に櫓の周りで傘無しで踊りはしたが、雨が強まると傘を差して踊りどころではなくなって、それ以降は雨除けのステージで踊るのを見てるだけだった。それでも、小雨で踊ってる人を見た保存会の人は感動したそうで、挨拶では「明日は晴れです!」と予言し、十五夜の花火でフィナーレを迎えた。
予言通りの2日目
翌2日目も行ってきて、僕はリベンジ。予言通りの打って変わっての夕暮れの晴れ間。最高の「江州音頭日和」だった。19時前後に始まると続々と櫓に人が集まり、枚方のダンスチームを筆頭に老若男女が踊り楽しんだ。「踊りたくない」的な人もいたし、その場のノリでやってるチャラい人もいたが、思い思い楽しんでいたらいいし、傍観してたって良い。そんな人々を見ながら僕も見よう見まねと昔の記憶を頼りに楽しく踊りまくり、「そらよいと、よぉいやまか、どっこいさ〜のせぇ〜」という合いの手をときどき口ずさんだ。途中では「琵琶湖ホテル」による思いもよらぬ花火も打ち上がり、ボルテージが上がってくる。汗だくになりながら、雨に降られず2日目は盛大に踊り切った。
この後の「ビワコイ祭り」の花火はMCのカウントダウンとともに打ち上がった。昨日に続き「十六夜」とのウルトラコラボとなった。
結局楽しい
楽しいこと好きでライブでも振り付け付きは覚えに覚えて本番では若干狂うかのように本気で踊っている。それとは別もんに見える「江州音頭」だが、昔から馴染みある踊りでどこか本質的には同じなのかもしれないなんて思うし、結局、楽しいもんだ。
「盆踊り」にやあやあ文句を突きつける人が多いそうだが、ただの分からずやだと思うし、「グダグダ言う前に踊りやがれ」って思う。こういうご時世ではあるが、「盆踊り」も「江州音頭」も絶やしちゃならんとやってみて思った。結局どんな形でも「踊る楽しさ」は本質的には変わらないいいもんだ。