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2023.10~ 無職、根っからのINFP 今のつぶやきはここから(何故か連携できない) https://x.com/_____suis__bleu

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自己紹介|はじめてのnote

2024年7月23日。 日本全国で30度を超える真夏日が続く。 夜になっても暑く、外に出るとじっとりとした空気に包まれる。 私が無職になってから、9ヶ月と23日が経った。 はじめまして。 余白といいます。 まずは簡単な自己紹介から。 自己紹介 28歳。独身。現在無職。 住んでる場所:富士山の近く 趣味:読書、一人旅、映画 好物:お寿司、エスニック料理、ピーマン noteを始めた理由 無職になって早くも9ヶ月。 大学卒業後に専門学校に入学しているので、28歳にして

    • 無職日記#12 私はどの地獄を歩くのか

      2024年11月10日。 今日は406日に及んだ無職生活最後の日。 感慨深い気持ちと、少しの不安がじわじわと心を満たしている。 今夜眠るためにも、今の気持ちを言葉にしておこうと思う。 先日、いそいそ活動を始めたと言っていたが、その後無事に正社員として就職が決まった。 引っ越しが伴うため、色々とバタバタしていて今に至る。 自分でも驚くほど気負う気持ちはないが、目標ができたこともあって、暫くは働き続けるつもりだ。 この1年間、毎日虎に翼を見るのが日課になっていた。 毎週のよ

      • 無職日記#11 無職365日目

        2024年10月1日。 夏の暑さがすっかり引いて、もう肌寒いくらい。 無職になってから、1年が経った。 東京で働いていた日々も、今となっては遠い過去のように思える。 あの頃は、時計の針が急に進むように、いつも何かに追われていた。 私の脳というものは便利なもので、嫌な記憶はさっさとどこかへ押しやってしまうらしい。 このまま忘れてしまう前に、ちょっと書き留めておこうと思う。 仕事を辞めた理由、そして東京を離れた理由 実のところ、私は大学を卒業してから専門学校に入り、就職を

        • 無職日記#10 旅と夏のおわり

          2024年8月31日 無職335日目。 窓を開けているので虫の音がよく聞こえる。 とうとうエアコンを付けないで過ごす夜が来た。 穏やかな夜で、夏のおわりを感じる。 とはいえ日本は台風10号がロシアンルーレット的にあちこちで大雨を引き起こしていて、不安な夜は続く。 皆様どうかご安全にお過ごしください。 さて、つい先日から書き記していた旅行記(?)もほぼおわりに近づいた。 最後残すはシンガポールでの出来事、な訳だが、こちらはちょっと気持ちを言葉にするのが時間がかかるようで、

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          無職日記#9 重さ3kgの服

          2024年8月2日。 この日は青春18きっぷの旅も終えて、大阪にいた。 シンガポールへは関空からを予定していたので、 8月1日に尾道から大阪に移動して、前泊していた。 朝起きて空港へ向かう。 関空は市内からも行きやすい点も好きなところだ。 空港というのはトラブルが起きやすい。 かくいう私も過去に何度も空港でトラブルに見舞われたことがある。 1番大きいものだとトルコの空港で飛行機を乗り逃したこと。 生憎その空港はWi-Fiもなく、チケットカウンターでどうにかその日のチケット

          無職日記#9 重さ3kgの服

          無職日記#8 夢の中のかき氷

          2024年7月30日。 この日もいつにも増して暑かった。 見事なくらいの晴れ模様で、旅人としては嬉しいはずなのだが 記録的な猛暑に胃は完全に参っていて、正直なところ食欲がなかった。 午前中は尾道を少し散歩して、遅めの出発。 尾道から鞆の浦は電車とバスを乗り継いで約1時間半。 着くのは13時頃を予定していた。 バスが鞆の浦港に着く。 飲み物を持っていなかったので、喉が渇いていた。ああ、水分持ってくるの忘れたな、と今更思いつつ、お店を調べて、いい感じのところを見つけたので、

          無職日記#8 夢の中のかき氷

          無職日記#7 尾道デトックス

          2024年7月29日 青春18きっぷの旅も4日目に突入した。 前回までの旅行記(?)はこちら 昨晩は随分と頭を悩ませてしまった。 というのも、京都で1泊することだけ決めていて、その先は全くの未定だったからだ。 瀬戸内海が見たいし高松もいいな、なんて当初は思っていたけれど、なんだかしっくりこない。 困った。 そう思いながらグーグルマップをじろじろ眺める。 ふと広島のはずれにハートマークがついているのに気がついた。 「鞆の浦港」 ポニョの舞台になったことで知られている町だ

          無職日記#7 尾道デトックス

          無職日記#6 京都のこと

          2024年7月28日、21:34。 グラスから、水滴が垂れていく様子を眺める。 もう残りわずかなアイスコーヒーを、ノスタルジーという言葉でまとめていいのかわからない気持ちが邪魔をして飲み込めずにいた。 京都に着いた時、疲れと暑さでへとへとだった。 着いた時には既に日は暮れていて、ホステルに着いた時もこのまま寝てしまおうか、とも思った。 しかしここは京都だ、と何かに突き動かされて部屋から飛び出した。 まだ暑さの残る中、どうしても見ずにはいられなくてずんずん鴨川を目指して歩

          無職日記#6 京都のこと

          無職日記#5 無職、怪しい電車に乗る

          青春18きっぷ。私の青春といえるものかもしれない。 知らない方の為にざっくりと説明すると、青春18きっぷとは、毎年JR各社が春・夏・冬に発売している、1日乗り放題になる乗車券のこと。5回分1セットが12050円(2024.8現在)で販売されていて、1人で5回分使ってもいいし、何人かでシェアすることもできる優秀なやつだ。たまに学生向けと思われてることもあるが、特に年齢制限がないので誰でも使える点もいいところ。 青春18きっぷの魅力はその安さもあるが、何より好きに行き先を決め

          無職日記#5 無職、怪しい電車に乗る

          無職日記#5 2800円のアイドル

          2024年8月28日。早朝。 彼女の住む街を離れて、鳥羽水族館を目指していた。 (前回の話はこちらから) 突然だが、私は水に浮かぶ生き物が好きだ。 鴨、ラッコ、アザラシ。 好きな理由は説明し難い部分もあるが、とにかく眺めているだけで満足する。癒される、に近いかも。 その中でもラッコが大好きだが、近年どんどん姿を消し、 ついに三重県鳥羽市の「鳥羽水族館」と、福岡市の「マリンワールド海の中道」の2つの合計3頭になってしまった。 過去に一度だけメイちゃんに会いに行ったことがあっ

          無職日記#5 2800円のアイドル

          無職日記#4 彼女の住む街へ

          2024年7月27日。 天気が良くて、気持ちのいい日だった。 今回の旅のゴールはシンガポール。 シンガポールを選んだ理由は、また違うところで残したいと思うが、 8月2日に関西国際空港から出国を予定していた。 最寄りの空港は成田空港なのだが(それでも2-3時間はかかる)、 折角ならば京都に行こうと思い、青春18切符で地元からのんびり向かおうと思っていた。 そしてふいに、彼女の住む街は京都に近いことを思い出した。 彼女とは、7年前に出会った。 出会ったというか、当時のTw

          無職日記#4 彼女の住む街へ

          無職日記#3 無職、旅に出た

          2024年8月20日。 無職生活324日目。 お久しぶりです。 随分と間が空いてしまった。 フォローしてくださる方もいて、ありがとうございます。 日記とは名ばかりで、備忘録として気まぐれに記しているので どうか温かい目でみてくださると嬉しいです。 さて、最近はどうしていたかと言うと、タイトルの通り 前回の記事を投稿した後、旅に出て、先日無事に帰ってきました。 その時のことをゆるゆると書き記していこうと思うので お暇な時に覗きに来てもらえたら、と思います。

          無職日記#3 無職、旅に出た

          無職日記#2 : 憧れの京都、黄色いキッチン。

          2024年7月24日。 無職生活297日目、深夜1時半。 暑くて夜中に目が覚める。 エアコンがないともう生きていけないな〜なんて思いながら1度温度を下げて、また布団に潜り込む。 昔住んでいた京都の部屋も、日当たりがあまりに良いせいか、 夜も暑くて、何度か夜中に目が覚めたことを思い出す。 畳に布団を敷いて寝ていたのも暑かった理由の一つかもしれない。 それでも居心地が良くて、好きだったあの部屋。 大学生の頃、6ヶ月間だけ京都に住んでいた。 住んでいたのは、たった4畳半の部

          無職日記#2 : 憧れの京都、黄色いキッチン。

          無職日記#1 :25歳で終わると思ってたのに、案外人生って続くらしい

          これだ!という理由はないし、 軽々しく口にしてはいけないと思いつつも 心のどこかでずっとあった「25歳くらいで死ぬかも」という予感。 20歳になったときに、25歳で死ぬならやりたいことやり尽くそう やりたいことやってやらァ!って思って、旅も沢山したし、 京都にふらっと移住したり(この辺りも追々書いていけたらいいな) 専門学校に突然入学してみたり、就職してみたり、 想像以上にやりたい放題で生きてきた。 今思えば、自分のどこかで25歳が子どもと大人の境目で、 それ以上先を生

          無職日記#1 :25歳で終わると思ってたのに、案外人生って続くらしい