食品ロスに取り組んでみる
売れ残りや期限を超えた食品、食べ残しなど、本来食べられたはずなのに廃棄される食品が「食品ロス」です。食品ロス削減のためには、一人ひとりが「もったいない」を意識して行動することが大切です。
世界中で「食糧生産量の3分の1が捨てられている」という現実を知り、「あるのに捨てる」。とてももったいなく、理不尽だと感じたため可能な限り食品ロスに取り組んでいこうと考えました。
フードバンク活動への参加
まだ食べられるにもかかわらず、さまざまな理由で捨てられる運命にある食品を引き取り、食べ物を必要とする人や組織に渡す活動、その活動をする組織を指します。
私も長い間飲食業に勤めていて食に携わっていたこともあるため、「食べ物は有限な資源」である必要性を発信していきたいと思います。
「おうちサルベージ」の実践
家にない食材をわざわざ買いに出かけるのではなく、家にあるもので何がつくれるかを考えて料理する。棚に眠っている乾物や缶詰、冷蔵庫に眠っている食材を救出(サルベージ)して料理をすることです。
「サルベージ」とは、そもそもは難破船や沈没船を引き揚げることですが、食材を腐らせる前に有効に使いきるということですね。
今ある食材だけでどんな料理ができるのか考えなければいけないのである程度料理の知識と技術は必要になるかもしれませんが、こういった経験を積み重ねることで料理の幅はグンッと広がっていきますね。
コンポストの実践
コンポストとは、いわゆる堆肥のこと。園芸やガーデニングに使う「肥料成分を豊富に含んだ土」のことです。枯れ葉や果物の皮などを微生物によって細かく分解してもらいます。
この工程を発酵と呼び、生ゴミを発酵させて堆肥に変換させたものを「生ゴミ堆肥」と呼んだりします。
我が家ではガーデニングの堆肥をホームセンターで購入していましたが、食品ロス削減と家計節約につながると判断し、実際に行動に移してみます。その進捗や結果については、noteで公開していければと思います。
まとめ
今回は、『あるものでまかなう』(井出留美さん)の著書に触発されて実際に行動に移そうと思ったことを表明させていただきました。
私も飲食店に勤めていた頃は、賞味期限切れや消費期限切れを起こさないようにすることが使命だとずっと思って食材を廃棄していました。今後、SDGs活動の普及に伴い、企業活動も変化していくと思いますが、まずは個人レベルでできることから取り組んでいきたいと思います。