shotaro

大学院で複数のプロジェクトを行いながらまちづくり勉強中 まちづくりの視点から建築を考え…

shotaro

大学院で複数のプロジェクトを行いながらまちづくり勉強中 まちづくりの視点から建築を考えたりしてます. フォロー返します

マガジン

  • noc活動報告

    • 0本

    nocメンバーによる活動報告をまとめています。

最近の記事

ドイツvol.1 建築・まちづくり

エアランゲン(Earlngen) エアランゲンというドイツ南部のニュルンベルクから電車で15分ほどのエアランゲンへ訪れた.なぜエアランゲンかというと,ドイツの地方都市はなぜクリエイティブかという本に載っており,”自転車道”,”緑”が多く整備されており,規模は小さいにも関わらず,暮らしやすい街と聞いたからである. 自転車の街 とにかく自転車が多かった.1970年終わりから,前市長が自転車道を整備し始め,現在では道路の半分は自転車道が整備されているようである.日中は子供から老

    • ドイツvol.0 建築・まちづくり

      約2ヶ月間のトルコでのインターンを終え、そういえば学生最後の夏休みがインターンで終わったのかと思いつつ、当初予定になかったドイツへの観光を決めた。 もっともな理由は"せっかくトルコまで来たし"くらいなのだが、今回は、なぜヨーロッパの中でもドイツを選んだかについて書きたい。今回訪れる都市はドイツ南部のニュルンベルク・エアランゲンとベルリンである。 今回ドイツを選んだ目的は、 ・フォスター、シャローン 、ミースなど見るべきであろう建築がベルリンに集中している! ・名作と言

      • まちづくりをしない“まちづくり”(イスタンブール)

        ”まちづくりをしない”ことが究極の”まちづくり”なのではないか... 目次 ・まちづくり ・イスタンブールの街 ・究極のまちづくり まちづくり ハワードの”田園都市”,コルビュジェにる”輝く都市”,アレグザンダーの”パタンランゲージ”は日本の建築家や都市に大きな影響を与えた. 日本では“まちづくり”という言葉が主流になり, 地域おこしやまちおこしなどという言葉が出てきた.”まちづくり”は一言で概念を表すことは難しいが,建物や活動など,ハード・ソフトの両面からまちを考え

        • トルコのパブリックスペース(イスタンブール公園編)

          トルコの公園の一般的な使われ方が,日本でもあれば良いな と思ったので,軽いまとめ ・トルコの公園の使い方 ・使われていないところの特徴 トルコの公園の使い方日本の公園との決定的な違い ・カフェやショップが併設(1つではなく複数) ・仮設屋台(焼きとうもろこし・シミット・焼き栗etc) ・緑の多さ ・日陰を作る背の高い木 ・座れるような段差がところどころにある ・カフェやショップが併設(1つではなく複数) ちゃんとした写真はあとで差しかえるが,ブルーモスク前のパブリック

        ドイツvol.1 建築・まちづくり

        マガジン

        • noc活動報告
          0本

        記事

          トルコのパブリックスペース(郊外公園編)

          トルコの公園の一般的な使われ方が,日本でもあれば良いな と思ったので,軽いまとめ ・トルコの公園の使い方 ・どんな人が使っているのか トルコの公園の使い方日本の公園との決定的な違い ・カフェが併設(1つではなく複数) ・ウェイトレスが接客する公園 ・休憩所で水タバコなどかなり使い方が自由 ・緑の多さ ・空間的に特徴が別れている ・カフェが併設(1つではなく複数) 大きい公園(40m×20m)の公園であれば,3〜4のカフェが併設されている もともとの基本設計に含まれていた

          トルコのパブリックスペース(郊外公園編)

          気球でまちづくり

          カッパドキアとはアンカラの南東にあるアナトリア高原の火山によって できた大地である.洞窟の住居群などが見られる地域である いくつもの気球が空に浮かび上がり,そこからみるカッパドキアとの風景は圧巻である. 1回1時間で料金は2万円程と高く感じるが,その風景を見ると その価値が十二分にあることを実感できる. 朝5時くらいから気球が上がり始めるが,ゴーッと言う音と共に 一斉に上がっていくその風景も素敵であった. 5時 気球が地上に形を作り始める 5時半 気づくと大量の気球が

          気球でまちづくり

          トルコの商店街グランドバザール

          カパルチャルシュと呼ばれ,「屋根付き市場」を意味するトルコのグランドバザールは15世紀に建築され,500年以上もの歴史がある. 基本的に内部空間で香辛料・絨毯・雑貨など100を越す商店が並ぶ. 日本の商店街に近いが,こちらの方が観光客にとっては心地よいくらいの ヒューマンスケールだった. 少し混雑する場合もあるが,人との距離が近く,店舗空間が小さい為, どの店舗もはみ出しながら使っていた. 小さいカフェ.客席は全て移動空間にある. 柱がある程度空間を仕切っているよう.

          トルコの商店街グランドバザール

          なぜ日本人は外空間を使うのが下手なのか

          イスタンブールでの人の屋外空間の使い方からの考察 目次 □日本の現状 □イスタンブールの外空間の使い方 □これからの日本人のために □日本の現状 現在日本では,ソトノバなどのタクティカルアーバニズムなど, 公園や川沿い,様々な公共空間で社会実験を通して 屋外空間(特にストリート)の使い方を示している. 有楽町など代表的な成功事例など, いくつかは日常利用されるような風景も見られるものの, “誰が運営するか”・“ちゃんと利益は出るのか” など課題は多くあるのも現状である.

          なぜ日本人は外空間を使うのが下手なのか

          地域独自性って何ですか?

          今回野村不動産の本社ビルで“都市の脈動をとらえよ”をテーマに行われた シンポジウムについてのまとめと考えたことについて 塚本由晴(アトリエワン) 饗庭伸(首都大学東京教授) 宮崎晃吉(HAGI STUDIO) で“都市の脈動をとらえよ”というテーマで展開するシンポジウムでした. 目次 □都市の脈動をとらえよ ・法と制度 ・まちの見方を変える ・“ふるまい”から見る □地域の独自性って何ですか □都市の脈動をとらえよ・法と制度(饗庭伸) 成長段階の都市は農→住として発展

          地域独自性って何ですか?

          多拠点で暮らすこと

          住まいの大移動革命『ADDress』〜住まいの大移動で多拠点生活〜を聞いてみて 目次 ・ADDressとは ・多拠点生活のデメリット ・多拠点生活のメリット ・まとめ ADDressとは今回の講演はネット配信で聞きました。 そもそもADDressとはなんぞやというところなんですけど、一言で言えば多拠点生活を目指す組織です。 最近よく言われる多拠点生活できる仕組みを作ろうとしてて、それを月4万円で行おうとしてるんです。 WEWORK homeもノマド的な生活をする人向けに

          多拠点で暮らすこと

          熊本の都市が飽きない理由

          目次 ・自己紹介 ・熊本の都市が面白い2つの理由 ・まとめ 熊本の都市・街並みが楽しく感じる理由を思った理由について 簡単に書いてみようと思います. その前に自己紹介から... 自己紹介 現在首都大学東京の修士1年で,饗庭研でまちづくりを学んでいます. 生まれは熊本で,浪人時代を含め19年間を熊本で育ち, 大学入学と同時に東京へ上京. その後,年に1,2回程度帰省のために熊本に帰っている感じです そもそも地元が熊本なのでちょっと贔屓が入ってるんじゃないか というのもあるか

          熊本の都市が飽きない理由

          魅力的な建築事務所

          目次 ・魅力的な建築事務所 ・挿入すると何が良いのか ・AI時代の建築事務所 魅力的な建築事務所魅力的な建築事務所 =設計業務以外のことを行う建築事務所 □suppose design office 事務所の中に社食堂が入り,社員は栄養の取れたランチを食べることができる. https://www.suppose.jp/ □アラキササキアーキテクツ 設計業務の他に施工部門がある モクタンカンも有名で展示会のセットなどを 作ったりする http://arakisasaki.

          魅力的な建築事務所

          多様性のある街並み=建築物×人の活動(1)

          目次 ・最近考えていることについて ・多様性のある街並みとは 最近考えていることについて グローバル化に伴い,「均質化する都市」と言われている現在 均質ではなく多様性のある都市とは何か 再開発が作る街並みでおもしろい場所と面白くない場所の違いは何なのか 論文などでも伝統的町並み保存地区など建物の保存に関する文献は多くある しかし,本当に建物だけを保存して統一すれば, 良い街並みは作れるのだろうか また新しく作られる街並みの好き嫌いの違いは何から来るのだろうか もちろん

          多様性のある街並み=建築物×人の活動(1)

          アウトプットを考える

          目次 ・大学院生活を10ヶ月終えて ・アウトプット大全 ・アウトプットを考える ・目標 大学院生活を10ヶ月終えて 大学院ではまちづくりを勉強してはや,10ヶ月. 空き家の改修プロジェクトや中国の上海・安吉に行って マスタープランの提案をしたり. ボードゲームをまちづくりの意義を持ち込んで作成してみたり. 学部時代と比較すればそれなりにせわしなくいろんなことを考えたり, 実行したりという10ヶ月だったと思う. けどなんか実感が伴わないなと... アウトプット大全そこ

          アウトプットを考える

          まち歩きとか建築とか

          大学院に進学してから早3ヶ月。 ずっとブログを開始したいと思いつつ全然始めれなかったが、そろそろ始めてみようかと思い書いてみます。。。 大学院に入ってから、授業で見学に行ったり、プロジェクトでまち歩きをしたり、海外に行ってワークショップをしたり、おかげさまで様々なことを経験させてもらっていますが、何かと記録を残さないともったいない気がしてnoteにはその記録を載せようかと思っています。 自分の経験の整理だけでももったいないので、できるだけちょっとでもためになればいいかとか

          まち歩きとか建築とか