これから就職活動をするみんなへ




これから就職活動をする方々へ

もう9月も終わりですね。就職活動を既に始めている方、これから始める方、するかどうか迷っている方、さまざまな方がいるとは思いますが、
この記事では、私が就職活動をしてきて感じたことや考えたこと、学んだこと等を何か伝えられたらいいな~と思い、書いています。

私自身は、昨年の6月末から就職活動を始めてちょうど今年の6月中旬頃に行く先が決まったので、ちょうど1年間どっぷり、就職活動に取り組んできたことになります。

正直に言って就活はとてもつらくて、(笑) 何度もやめたいな、もうどこでもいいのかな、何になりたいのかわかんないや~ と投げ出したくなることもありました、が、
それでも色んな人やモノの力を借りながら、なんとか乗り越えることができ、来年からの道が決まりました💪


なので まず言いたいこととしては、これから就職活動をする方々!

この私ができたってことはあなたにもできます!!!

てか普通に「世間は人手不足なんだな…」ってことをヒシヒシと感じる就職活動でもあったので、どこかしらには必ず入れると思います。よっぽどのことがない限り無職の心配はないと思う…! 「ど~~こにも行けないことはほぼ100で無いだろうな、」と私は就活中に感じました👍
なので、どこでもいいわけないじゃん!と思うかもしれませんが、希望のところじゃなくてもどこかしら行く先はある、と思うことはかなり精神の安定に繋がると私は思っているので、
まずそれを信じて、落ち着いて、自分の行きたい方角へ進むのがいいんじゃないかな、と思います。


私の具体的な進路に関しては、ここには明記しない予定ですが、
一般的な対策方法や就活事項について、書き残していければと思います!
進む道もやり方も人それぞれだと思うので、自分にとって役に立つな と思う部分だけ参考にしてもらえたら、とても嬉しいです!!






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大前提

大前提、というか就職活動の流れについてまず書いておきたいと思います。

あくまで私がたどってきた道ですが、
①行きたい会社・職業を決める
②その会社にエントリーする
(各会社のマイページからエントリーする場合もあれば、マイナビ等リクルートサイトからエントリーする場合もある)
③エントリーシートを出す(書類選考)
④WEBテストを受ける
(エントリーシートが通ったら)1次選考
(1次選考が通ったら)2~4次選考 ※ここでいう選考は面接、グループディスカッション、集団面接などがあります
⑦最終面接
⑧内々定をいただく

といった流れになります(とてもざっくりですが)。
②エントリーとは=「あなたの会社を受けたいです宣言」のようなものですが、ほとんどが各企業のマイページを登録して、そこから応募する形でした。マイページ作るだけでも結構骨が折れたり….
あとは③書類選考と④WEBテが同時になる時もあったし、⑤1次面接の次が⑦最終面接の時もありました。選考の流れは各企業さまざまですが、たいていはこんな感じの流れになると思います。
逆算して考えることもできるので、自分が行きたい企業の選考フローはチェックしておくといいかも。


何から始めるか

では、まず何から始めたらいいか、ということについては、夢がある人とない人でやることが違ってくると思います。
夢がある人、具体的には無くても なんとなく建築関係かな、とか本に関わるお仕事がしたいな、とか少しでも職に対する展望がある方はその方面でどんな職業・職種・会社があるのか をリストアップしていくことから始めたらいいと思います。学校で学んできたことを活かしたかったら、先輩方が行った会社はどこかを調べたらいいと思うし、上に書いた建築関係 の場合だったら、建物の何に関わりたいのか(作る過程?売る過程?)、どんな建物に関わりたいのか(ビルなのか 文化的建造物なのか 住宅なのか)など 建築にはどんな働き・仕事があるのかを想像して、どんどん広げていくと選択の幅が広がっていいと思います。
私は就活で色んなことを調べていて、自分が知らない仕事がたくさんあることに気が付きました。名前がない仕事もあるし、見えない所で超重要ポジションになっている仕事もあって、自分が漠然とやりたいと思っていたことが実は表に出ている会社(例えば大企業とか)ではなく、その会社と連携した別の会社(中小企業)だったこともありました😮シラナカッタ
とにかく最初から自分のイメージだけで決めつけすぎずに、最初はインターネットでいいのでどんどん調べて、知っていることを増やしていくのがいいと思います。

夢がない人に関しては、とりあえずパッと思いつく会社やこんな働き方をしたいな~というふんわりした想像から職業を調べていくのがいいと思います。 仕事を選ぶときは、"やりたいこと"だけでなく"なりたい状態"を考えることも大事だと、私は感じてきました。
私自身は「やりたいことができる仕事に就きたい」と思いつつも、残業時間が長いのは嫌だったし、仕事だけでなくプライベートも大事にしたいという生活面でのこだわりもあったので、そのバランスが上手くとれるような会社・職業を選ぶようにしていました。 やりたいことができる仕事だとしても、体調を崩したり私生活が押されたりしたらきっと続けられないなー と思ったので、募集要項の"福利厚生""週休・休暇"の欄はすごくチェックしていたし、どんなに魅力的な・大企業な仕事でも休みが取りづらそうだったり、産休・育休面が曖昧になっている所はやめました。案外、みんなが知っているような有名企業でもそういうところはあったので、人それぞれ何を重視するかは違うと思いますが、イメージで進まずにちゃんと自分の目で募集要項をよく読むことが大事だと思います。
やりたいことでなく、なりたい状態からお仕事を選ぶことはとても良いと思うし、なんならそうやって選ぶ方が心地よく人生を生きれるのではないかな、と今の私は思います☺️


なんとなく進む方向が決まったら

なんとなくでいいので、この会社かな この職種かな というのが見つかったら、その会社の説明会・業界の説明会に参加するといいと思います。今はオンラインで、顔出しナシで1時間ぐらいでコンパクトに説明を聞くことができたりするので、色々悩む前にまず参加するといいと思います。
いくつか参加していると、業界の"雰囲気"がわかってきたり、参加している学生はどんな人が多いのか、自分には合うか合わないか、思った通りか通りじゃないかっていうのがわかってくるので、そこからまた方向転換するなり そのまままっすぐ進むなりできると思います💪 イメージで進まないで、とにかく知ること!情報収集!!
会社説明会はたいていその会社の人事部の方がお話してくれるのですが、”人事は会社の顔”とも言われているように、その人事の人を見ればなんとなくその会社で働く人の雰囲気がわかる気がします。時々、そうじゃないこともあるけれど、人事の方の話す感じで「この会社いいな♪」「ちょっとこの会社自分には合わないかも…」などと自分の感覚を元に選んでいくと、のちのちやっぱり合ってたなと思うこともあるので、会社と接触した際の自分の直感を頼りにするのも私はいいと思います。

マイナビ等リクルート会社主催の『1日でその業界がわかる!』みたいなイベントに関しては、私自身はあまり役に立ったような気はしなくて、
私が参加したのはオンライン開催のものだけなのですが、8時間ぶっ通しであったりするから疲れちゃうし、逆に気を抜いて参加すると何も覚えてないし、(笑) で、人によるとは思いますが私はあまり好みませんでした。
大ホールとかでの対面イベントなら、直接会社の人とお話できるので貴重な機会かもしれません。それに、全然興味のなかった分野からこれだ!って思うものが見つかるかもしれない、っていう偶然の出会いが生まれる可能性はあるので、まぁ1、2回参加してみて、自分に必要かどうかを確認してみるといいと思います。  就活は自分の進む道を決める作業なので、噂とか他人の言葉に流されずに、ちゃんと自分の目で一つひとつ確かめていくのが大事だと、私は思います。

大学で開催される『学内就活イベント』に関しては、卒業生がいるような企業さんが来てくれてお話を聞くことができるのですが、メリットとしては①対面で話を聞ける(オンラインよりも距離が近い)、②もし本選考に進んだら、イベントに参加したことを話せる(御社に興味がありますよ)っていうのを示せる という感じで、基本聞ける話は学外イベントと同じ形だったので、人にも企業にもよりますが、"その会社との接点を作れる"という点は良かったなと思います。 アンケートに書いた連絡先に早期選考のお知らせを頂けることもあったし、相手もこの大学の学生なら、ってことで声をかけて下さるので、いち早く就職先を決めたい方・まだまだどこに行きたいかがわかりそうにない方は、学内イベントに参加すると案外早く行く先が決まるかもしれません。まぁこれも1回は参加してみて、その後参加するかどうかを決めるのがいいと思います。


ここまで書いてきましたが、就活は『人による』という部分が多すぎて…..曖昧な書き方になってしまう(T_T)
参考になる部分だけ見ていただけたら幸いです🙏



自己分析について

就活で一番最初にやれ、と言われる自己分析についてですが…… 私がちゃんと自己分析をしたのは 就活が解禁された3月でした(笑)
それまでは自己分析の必要性を感じていなくて、時間もかかりそうだし、なんかやる気しないし~と放置していたのですが、希望業界のエントリーシートが通らず、他の業界にも目を広げなきゃダメかなと思った時にまったく行きたい所が見つからず困ったので、追い詰められたゆえに自己分析をしました(笑) 遅いね~🌝

結論から言えば、正直 自己分析がすごく役立ったとは実感できなかったけれど、ES・面接等で使えるエピソードの種が揃ったことは良かったと思います。
例えば、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を聞かれた時などに「他にないですか」とか「他で、それが役だった経験はないですか」とか結構用意してないことを聞かれたりするし、ちょっとトリッキーな感じの質問がくることがあったんですね。そういう時に、エピソードの種が複数あると話を広げられるし、それがふいに面接官の好みや興味に引っかかって、運良く食いついてくれるみたいなことがあるので、話せる話を増やすという意味で、自分を深堀りする自己分析は役に立ったなと思います。

具体的にやったこととしては、本「絶対内定 自己分析とキャリアデザインの描き方」(杉村太郎・著、ダイヤモンド社)の中にある『我究ワークシート』というものをやりました。この本は毎年2024年版、2025年版、2026年版と出ていますが、ワークシートに関してはどの版もほぼ同じなのでどれでも大丈夫だと思います(多分)。 色んな質問が書いてあって、私は1問につきA4の紙1枚(お家にあった裏紙)にばーっと思っていることを書いて、とにかくスピード重視でザァーっと自分の過去や思っていることを正直に書き出して、書きながら自分のことを知っていく という作業をしていました。
同じ著者で、「絶対内定 面接の質問」「絶対内定 エントリーシート・履歴書」「絶対内定 面接」などの本もわりとよく読みました。一般的にES・面接では何が大事なのか、ポイントは何なのか ということを知ることができて、世の中に溢れる就活本の中で1つ頼れるものを見つけたい と思っていた私にとって、選考前に読むと心が落ち着く本として使っていました。人によりますが、そんな感じで頼れるもの・自分の就活に対する考えの芯となるものを見つけると良いかもしれません🙌 ちなみにこれらの本はすべて、私は大学や近所の図書館などで借りて読んでいたのでお金はかかりませんでした◎ 案外、誰も借りてなくて3、4か月延長し続けて読んだりできた(笑) 就活はこれから選考に行く交通費やスーツやカバンなどお金がかかることもあるので、お金をかけなくていい部分はかけないでおくといいかもしれません。

自己分析に関してはそれプラス自分史を作ることもやっていました。
自己分析と同様、A4の白い紙に線を引いて、「幼児時代」「小学校時代」「中学校時代」「高校時代」「大学時代」に分けて、それぞれ自分が経験してきたこと(部活や係、イベント、旅行なども)をバーッと書き出して、さらに各エピソードにおける「喜怒哀楽」と「学んだこと」を書き出し、エクセルで整理していました。
例えば、『高校生で○○部に入部した』というエピソードについて、喜怒哀楽は『哀と楽:初めての挑戦ができることは楽しかった。一方で、なかなか上達せず悲しい想いもした』、学んだことは『上達しない時は周囲の仲間に教えてもらったり一緒に練習することで乗り越えられた。自分は人に助けてもらいながら成長するタイプだとわかった』←みたいな感じで、エピソードを書き出してはその出来事を深堀りし、自分にとってどんな存在・どんな影響を与えた出来事だったのかを振り返る作業をしていました。
わりと時間かかったけど、PCカタカタするのが好きだったし、自分のことを考えるのはわりと楽しいからすぐ作れたかも🤔

自分史作成についてもはっきりと役に立ったかどうか、はわかりませんが、書いていて「自分は一人で何かをやるより、人とワイワイ何かをやる方が好きだなぁ」とか「リーダーをやって、チームを引っ張る側になることが多かったなぁ」とか、そういった自分の過去の選択の傾向について知ることができたのは良かったです。不思議と自分が小さい頃から大事にしている価値観は 高校や大学時代でも顕著に出ていることがあって、私の場合だと「同性だけの環境は少し苦しいから、男女両方いる環境で過ごしたい」「自分で思ったことは我慢せずに伝えられる環境にいたい」という価値観がずっと自分の中心にあって、それを元に進路を決めたり、居場所を選択したりしてきていたので、そういったことを知れたのは自分を知る上でも良かったし、純粋に「へぇ〜」って感じで楽しかったです(笑)
今まで大切にしてきた自分の価値観を、これからも大切にしていきたいと思った。そういった意味でも、自分史作成はやってみてもいいんじゃないかな、と思います🌼



エントリーシート

エントリーシート、通称『ES(イーエス)』について。
これも色々と世間で言われていることはありますが、書き方・伝え方は結局"人それぞれ"だと思います(笑)
私は最初、「ESは人に見てもらったほうがいい」というのをよく耳にしていたので 親に自分のESを見てもらっていたのですが、結局、親の時の就活とは時代も状況も違うからアドバイスが当てはまらないな~と思うことが何度かあったし、
人に見てもらうのって客観視するという点で大事ではあるけど、人に見てもらった結果 不合格になったら「なんだったんだ」みたいな気持ちになるし、人それぞれ違う人生を歩んできているのでその他人に見てもらったところで考えも違うし…..という具合に、あまり私は人にESを見てもらった際の人の意見が参考になりませんでした……..有り難かったけど😣
なので、最終的には自分一人で書いて、自分で添削して提出していました。それで落ちるところもたくさんあったけど、「自分だけの責任だ」って思うと仕方ないと思えるというか、人のせいにしなくて済むので 逆にモヤモヤ感なく不合格を受け入れられたのが良かったなと思います。
結論、就活して入社して働くのは自分なので、自分の文章力がたとえ無くても、その文章力の無いままの自分を見てくれる・受け入れてくれる(他の良い部分を見てくれる)企業に入るのがいいんじゃないかな、と今の私は思っています。
とはいえ、不合格は本当に悲しくて悔しくてつらかったけど……!😇

「ESは自分の言葉で書こう」というのもよく聞きますが、あれはなにも文学的な表現をしろ とかありのままを書け ということではなくて、ただ「あなたにしか書けないエピソードを書いてください」ってことなんだと思います。言い換えれば、「あなたの経験してきたことをより"細かく"わかりやすく"書いてね」ってことだと思います。
就活で使うエピソード自体は、部活とかサークルとかアルバイトとか みんな似たような話題になってしまうので、その中でどれだけ細かくわかりやすく、やっていることは同じでも自分特有のエピソードにできるか。 私が意識していたのは、部活の話を書くとしたら「何をしたか」ではなく「なにを思ってそうしたか」という部分を書くことです。チームをまとめた、ということを伝えたい時は「こうこうこうしてチームをまとめました」というやったことを細かく書くプラス「なんでそうしようと思ったか」「そういう行動をとったのはどういう考えからか」という部分を書いていました。行動に至る自分の考え というか、行動の選択理由こそにその人の価値観や人間性が出るのかな、と思ったので、そこは意識していました。

あと、この後に書く面接でもそうですが、とにかく余計なことは書かない(言わない)ことです….. 失敗した事とか自分が自分の苦手な部分とか、そういった所は"自分から"書かなくていいと思います😣
最初は私も「ありのままの自分を見せないと、」と思って、むしろそれが"謙虚さだ"とか思って、自分の嫌いな部分や苦手な事を正直に書いたり喋ったりしていました。でも、なにもかも正直に言う必要はないと思います….. すべてぶちまけたくなるけど、言うべきこと・言わないほうがいいことをきちんと脳みそを回して慎重に喋る、喋りたくなる欲をグッと抑える……
たとえば 自分が面接官の立場になって考えた時、馬鹿正直にちょっと社会人不安だなーと思うような要素を言う人は、リスクが怖くて採用できないような気がします。人事の方・面接官はある意味、危ない人を採用すると会社に怒られる(たぶん)訳ですから、わざわざリスクをとるようなことはしないのではないでしょうか….
嘘をつくのはダメだけど、自分からわざわざマイナスなことを書く必要はないと、私は思います。そこも意識して、私はエントリーシートを書いていました。



面接対策

面接対策についても色々とありますが、まず面接の練習について。
結論から言うと、私自身は面接練習を全然しませんでした。というのも、希望業界の本選考(早期選考でなく)が10月ぐらいに始まってしまったので、いきなり本番!て感じで練習する暇もなく、志望度の高い企業から順に面接に臨み、それが結果的に面接練習になりました🙃笑
結果、普通に一次面接で落ちまくったし、"本番が練習になってしまった"ことは割と後悔になりました。本番は1度きりしかないのに、それを練習にしちまうなんて….という感じ。だから、時間のある人は面接の練習をしておいた方がいいと思います、相手は親なり友達なり先生なり。
でも今思えば、10月から本番の雰囲気で面接に慣れていたおかげで、翌3月頃に受けた企業等はかなり上手くいくことも多く、最終面接まで進めたりしたこともありました。
志望度が高いところが練習になってしまったのは純粋に良くなかったなーと思いますが、とはいえ、結果的には良い練習になったわけだから、志望度が高いところを受ける前に「すべりどめの本選考」を受けて面接練習をしておくのは、良い方法かなと思いました。企業さんには悪いけど、、、
今は選考の早期化がどんどん進んでいるので、秋冬から本選考を受けられる所もたくさんあります(小さい企業が多いかな)。上手くいけば練習&滑り止め合格で担保になるし、企業さんにとってもワンチャン学生確保、という形になるので、お互い様になるのではないでしょうか………

大学のキャリアセンターなど ちゃんと面接練習してくれるところがあればそこで対策するのもいいと思いますが、なかなか良い練習相手を見つけるのも難しいと思うので 見つからない場合は、もう適当なところの本選考受けちゃったほうが より"本番の雰囲気"(その企業にとっては本番なんだけど…ごめんなさい🙏)で練習できるので良いと思います。


面接でお話することに関しては、面接の一問一答のようなものをエクセルで作成していました。
丸暗記するなって言われてたけど、正直私は台本を作って、それを見ながら一人でぶつぶつ言いながら頭に入れていった方が、面接の通過率は良かったです。人によりますが、私自身、普段からダラダラ喋ることが多かったり、幼い喋り方になってしまうことが多くて、それを直そう!としても咄嗟になるとやっぱり出てしまうから、それを防ぐために 事前に言い回し・言葉を用意し、使うようにしていました。
よく言われるのは「要点だけ書き出しといて、細かいところはその場で考えるのが良い」ということですが、自分でその場で文章を組み立てるのは私は時間がかかってしまって、面接時間はとても短いんですね(一次面接だと10~20分しかなかったり)、だから文章構築に時間がかかって、一つの話題にたくさんの時間をかけてしまうとアピールチャンスが減ったり、ちゃんと自分の魅力を伝えきれなかったりするので、私は割と細かい言い回しや表現をあらかじめ決めて、その通りに話すようにしていました。
本当にこの辺も上手くできるかできないかは人それぞれですが…🙏
面接時は丸暗記がなるべくバレないように、思い出すような仕草や表情(上を見るとか)はしないようにしていて、代わりに その場で考えるような仕草「〇〇について、ですね...うーん、」みたいなのを2秒ぐらいやってから話し出すみたいなのをやっていました(笑) 用意した言葉じゃないですよアピール!!ww
就活はちょっとの演技も必要です。これは嘘じゃなくて、工夫ね。私なんかはすぐ緊張してしまうので、そういう欠点は微量な演技力でカバーしましょう🌝笑  正直な話、素敵な面接官は そういうちょっと緊張してるな、演技してるかなっていうのもちゃんと見抜いていて、まるっと丸ごとあなたを認めてくれると思います。


あと、面接では笑顔がめっっっっっちゃ大事だなと思います。ずっとうっっすら笑顔でいられるようにしていました(*´ω`*)←こんな感じ。
つまりは、印象がすごく大事なんだと思います。面接は、話す内容もそうだけど、あなたの話している雰囲気を見られています。「この人はどんな人なのかな」っていうのを面接官は雰囲気・空気感で感じ取るから、話す内容以上に印象を作る・印象を良くする準備は怠らない方がいいと、私は感じました。最終の面接官など 位が高い人ほど、印象で合否を決めている気がするし。。。
極論、真面目な顔で真面目な話をしたらダメだし、どんな企業かにもよりますが、「自分の顔はデフォルトが怖いんだ」というぐらいの認識で臨んでもいいと思います。何もしなければ悪い人相なんだ、みたいな。そう、人相ですよ…
表情・人相が合否を分けるといっても過言(過言かなぁ…)じゃないと思います……


それと私が気にしていたのは、面接での"本音の度合い"について。
どのくらい本音を話していいのか?どこまで言って良いのか?←これに関して、私は相当悩みました……… 私自身はやっぱり、自分を偽ること・偽ってまで合格することになんか違う感を抱いていたし、できることなら自分の良い部分も悪い部分も知ってくれた上で、受け入れてくれる企業に行きたいと思っていました。
でも、それだと希望している企業に行けなかった。。。 少し上にも書いたように、私は福利厚生や給与面なども気にしていたのですね=つまり割と大企業よりの所を希望していて、そうすると大企業は倍率・競争率が高い。だから「ありのままを受け入れてほしい!」というのは競争世界でちょっと贅沢な願いで、他に優れた人材が溢れる中で勝ち抜けないな~ということを早々に悟りました😔 全然、勝ち抜ける人もいると思うよ、でも私は自分の欠点を上回る程の大きな利点を差し出せなかったので…….

そんな私に参考になったのが「仕事で必要な『本当のコミュニケーション能力』はどう身につければいいのか?」(安達裕哉・著、日本実業出版社)という本で、この本を読んで私は『本音と建前』の大事さを知りました。
正しくは本を読んでほしいのですが(全然PRとかじゃないです)、まず「社会人は"本音"と"建前"を使い分ける能力も重要」だということ。さらに「大企業になればなるほど、"建前"で発言するように求められるシーンが多くなる」ということ。
本音のないコミュニケーションは意味がない・無駄だと思うが、それで人間関係が円滑になるなら、変える必要も感じない。というのが筆者の考えで、これを読んで私はなるほど….と思いました。
他の本にも書いてありましたが、嘘はダメだけどいくらなんでも"建前"というものがある。建前を使えるのが社会人というものだし、仕事をする場においてのコミュニケーションの目的は、人と仕事をして成果を上げることであるから、そのために建前を使えるようになることは大事なんだと、私は納得しました。
面接では『学生の最後』ではなく『社会人の始まり』として自分を評価されるから、自分の考える素敵な社会人ってどんな振る舞いかな?というのを考えて、そのような振る舞いで面接に挑むのがいいかなと思います。

とはいえ、本音を言っているかどうかは滲み出るものだと私は思いました。
時々面接中に、ふいに本音で自分の辛かったこととか大変だったことを当時のことを思い出しながら震える声で伝えてしまった時があったのですが、その時は自分の想いが相手に伝わったようで選考を通過できたりしたので、そうやって自分の言葉がボロボロだとしても、感情を乗せて伝えてみると時には相手に届くこともあるので、相手やタイミングを見て、本音を伝えてみる→その本気さは姿に滲み出るのでその姿勢で選考を受けてみるのもアリだとは思います。 全部でそうやったらダメだし、私の場合、策士でなく咄嗟に出たことなのでわかりませんが……


まじで面接の結果は、面接官の当たり外れ(自分との相性)によりますし、たった10分~20分しかないので、結論、の部分は大きいと思います。
だからこそ上手くいかなくても気にしすぎない方がいいし、そうなることをわかった上で、できる準備をするのが面接対策としてはいいのではないかと私は思ってます💪



WEBテスト対策

SPI、WEBテスティング、GABなど…….様々なテスト形式があるWEBテストについてですが、これについては対策はシンプルで、とにかく問題集を何周もすることだと思います。
言語・非言語・性格テストが1冊にまとまっている問題集が売っているので、1冊をぐるぐると何度も解いて、時間内にすばやく解けるようにしておけば大丈夫だと思います。私はブックオフで200円ぐらいで買った問題集を3周ぐらいしました。結果的にはもっと5周ぐらいやった方が良かったなって感じですが、他との時間の兼ね合いもあったのでこれぐらいで本番に臨みました。
受験方法は、テストセンターという外部ビルに行って受ける方法と、お家で受ける方法の主に2種類あって、どちらの方法かは企業に指定されます。 テストセンターのほうは受験票だけ持っていって、用意されているパソコン・筆記用具を使って30分ぐらいで受けます。結果は見れないけれどデータとしてネット上にあるので、複数の企業に使えます(つまり1回受けに行けばOK)。 対してお家で受ける形は、各企業ごとに受験する必要があるので、私は7、8回自宅でWEBテストを受けました。大体60分ぐらいかかります(家で受けられるけど、ぶっちゃけこっちの方が大変でした)。

基本的な知力を測られるものですが、時間制限内に解く、という部分が案外大学生活でなまってしまった部分だったりするので、問題集1冊でいいから対策をしておくのがいいと思います。
ちなみに、性格検査は意外と重要で、これも問題集に書いてあるので読んでほしいのですが、絶対に選択してはいけない問いなどがあります。ドボン問題みたいな。それだけは注意しないと、マジで落ちます。 それ以外は「正当な社会人だったらどっちを選ぶかな?」という視点で、若干正直に、建前も忘れず選択していけば大丈夫です。



グループディスカッション対策

グループディスカッション、通称「グルディス」や「GD(読み:ジーディー)」とも言われます。 会社に入った時の会議を想定して、4~8人の学生でグループを作って話し合う様子を評価される選考です。個人の能力、というよりも協調性、コミュニケーション能力、他人と上手くやれるか などといった部分が見られる場面だと思います。
私が受けた企業のほとんどが、1次か2次選考にこのグループディスカッションを入れてきました。←言い方  オンラインの時もあればオフラインの時もあって、グループ人数は多くて10人ぐらい(PC画面に映り切らない時も……)、少なくて4人ぐらいでした。時間は短くて15分、長くて40分ほどあった企業もありました。つまりは、企業によってバラバラです。(←自分の受ける企業を調べてみてください、ONE CAREERってサイトを使うといいです(PRじゃないです)。過去の選考で何を聞かれるか、グルディスだけでなく面接対策としても、受けたい企業が過去にどんな選考をしていたかピンポイントで知ることができるので、ワンキャリアで調べるのはとってもオススメです。)

このグループディスカッションについても、面接と同様、私はいきなり志望度の高い企業から経験してしまったため、練習不足のまま本番にのぞんでしまいました(´・_・`) 結果は、不合格… 普段から知らない人とバシバシ討論している人や物凄く自信がある人以外は、グルディスは必ず練習をしたほうがいいと私は思います。グルディスには受かるやり方があります。

詳しいことを書くと長くなるので、また追記しようと思いますが、練習についてはリクルート会社主催の練習イベントを使っていました。
主にオンラインのイベントで無料で参加できるし、グルディスにおけるポイントや個人フィードバック等も返してもらえたりするので、私はぜんぶで10~12回ぐらい練習しました。色んな学生が参加しているから相手もくるくる変わるし、色んなお題を経験できるので、練習した結果、本番で落ち着いてディスカッションできるようになり、就活後半は必ず通過できるようになりました。

上にも書きましたが、グルディスは他人と上手くやれるかを一番に見られていると思います。個人の優秀さや知識量を見せる場面ではないので、けっこう対策をサボリがちですが、それなりに対策が必要だと思います。←また時間のある時に追記したいと思います🙏



エージェント

1対1で、就活の相談に乗ってくれたりエントリー先を探してくれたりする就活エージェントについて。最近は、就活生が無料で利用できるエージェントが多数あるので(費用は企業側が払っている)、使う方も増えていますよね。
私も、就活エージェントを一度使ってみました。3月とかだけど(笑) その時はなかなか通らない面接に危機感を感じていて、面接の練習をする相手がほしいな、ということで登録をしました。

結論としては、エージェントは当たり外れがあります。。。。 流れとしてはまず登録後すぐにオンライン面談をして、私は年がほぼ変わらない女性の方(最初の面談相手が自動的に自分の担当になる)が対応してくれたのですが、1回目の面談ではすごーくよく話を聞いてくれて、相談もしやすくて、自分の不安を誰かに聞いてもらえて、まだ大丈夫ですよ って言ってもらえて、「使ってみてよかった~」と思ったのですが、
2回目からはなんか企業の紹介?が増えてきて…. 面接練習したいと思って登録して、その旨も伝えて「やりましょう😊」って言ってくれてたのに….1回の面談30分間がなんかお仕事の紹介で潰されてしまって、次の他の方との面談があるので今日ははおしまいです、退出してください、とか言われて一気に不信感が高まりました….. なので、個人的な意見ですが、最終的には就活エージェントはおすすめしないです。
リクルートやエージェントの人たちも、就活生を助けたいって思いを持ってやってる人もいるだろうけど、結局は仕事で、お金を頂いている企業の仕事を学生に紹介して、その企業に学生を引き渡すことでエージェント会社の売上、すなわちエージェントさん一人ひとりのノルマや成果に繋がっていくわけなので、なんだろう……….. エージェントはそういった利害関係がある上でのサポートになるので、あまり信頼関係は築けないなーと思いました。
担当さんも表面上はにこやかだから、それが余計に怖かったな…
相手もビジネスで仕事なので…..学生の身だとなんか騙されそうになっちゃいますが、それを忘れてはいけないと思いました😣 自分の人生を他人のノルマに使われてしまうか、も、、、




メンタル

まだ色々と書くことがありそうですが、最後に就活中のメンタルについて。
極論、就活で一番大事なことは自分のメンタルをコントロールすることだと思います。就活は自分のメンタルとの闘い、、、
どんなに優秀でも、どんなに資格があって有能だとしても、メンタルがつぶれてしまっては合格を頂くことは難しくなるのかな….と思ったので、メンタルケアに力を割くことは決して無駄ではないと思います。

たとえば就活をするにおいて、受験等と同じく第一志望があったりしますよね。この第一志望にこだわりすぎると、上手くいかなかった時にとてもつらいです……
私自身はなんとなく第一志望かな、っていう企業に一次面接で落ちて(´・_・`) しかもたった10分とかの一次面接だったので「何が悪かったんだろう….」と落ちた原因がわからず、モンモンとしてしまいました….
就活は、たとえ自分が悪くなくても、相性とかその時の面接官とか、単に雰囲気が合わなかっただけとか、自分以外の要因であっさり落ちたりするので、それを覚えておくのがいいと思います。第一志望に固執しすぎるとメンタルやばくなるし、その会社以外は魅力的に思えなくなってしまってどこにも行けない、って思ったりします。過激😨

とにかく一つの会社・業種・業界に固執しすぎないこと。会社は星の数ほどあります。幼い頃から憧れてたから….みたいな執念?で選んじゃうのも危険。あっさり落ちたゆえに、今までの人生が馬鹿らしくなっちゃったりします……(ならない人も全然いると思う)

自分の希望通りにいかないと、どこにも受からないかもしれない、っていう不安に襲われる時もあります(;_;) でもそれは違くて、「きっとどうにかなる」ってこと。本当にきっとどうにかなるんだ、と思います。
就活で自分を追い詰めないようにしてほしい。私は相当追い詰められて、1社落ちるたびに自分のことが嫌で嫌でたまらなくなりました。別に行きたい会社じゃない時もね、あったんだけど。それでも落ちることは本当に自分を否定されるようで辛かったし、呆然として、普通に生活することすらしんどくなりました。
だから、きっとどうにかなる、ってことは忘れないでほしいです。

どうしてもそう思えない人は(私もそうだったけど)、オファーサイトに登録するといいと思います。offer boxとかキミスカとかね、登録したその日からたくさんたくさん毎日オファーが来るので、まだ私を欲してくれるかもな企業があるんだ、って思えてメンタル落ち着きます。全然知らない会社からばっかりくるけどww
プロフィールを全部埋めて、自分の希望もきちんと書いておくと、時々ほんとうに良い企業からオファーがきたりして心の支えになってくれるので(実際、私自身はオファーは受けず、心の支えってだけでオファーサイトを使っていましたが)、とりあえずどこにも行けないかも、って不安に襲われた時は登録してください。(PRじゃないですよ)







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さて、こんな感じでしょうか。だいぶ書いたなwww(15,043字)
1年間、私自身が就活をしてきて感じたこと、学んだこと、気を付けたほうがいいなと思うことを書いてみました。
まだまだ他にも書き足りないことがあるような気もしますが、とにかく大事なのは

就職活動は人それぞれ

ってことなので、それだけでも覚えて、人に流されず、自分の道は自分で決めて、自分で行動していくことが、大事だと思います。
親が、とか周りの人が、とかあんまり気にし過ぎない方がいいです。ぶっちゃけ誰も責任とってくれないです。周りの目を気にしても、後に残るのは後悔だなって私は思います。
自分の道なのだから、自分の価値観・判断軸に沿って、活動を進めるのがいいのではないでしょうか。


だから、私がここに書いたことも、当てはまる人・当てはまらない人両方いると思うので、参考になる部分だけ見てもらえたら嬉しい!!
あなたにとって参考になる部分だけ、活用してください🌼




これから26卒?のみなさんの就職活動が本格化していくと思いますが、
それなりに思い詰めず、どうにかなると信じて(本当にどうにかなります)、
ご自身それぞれの希望通りに進められたらいいなと思います。




応援しています🎉

自分らしく進んでください🌷






以上!





2024.9.23 16:37





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