未来が見えないとき。私なりの乗り越え方
突然、すべてが灰色に見える瞬間はありませんか?
何をしても心が満たされず、未来に希望を持てない—そんな絶望のどん底にいた私の話を聞いてください。
私はあまりストレートな人生を送ってきませんでした。
複雑な家庭環境に育ち、不登校、引きこもりと経験し、うつ病、双極性障害の診断を受けましたが、なんとか社会人をこなしている現状です。
以前、双極性障害の影響でうつ転してしまい、二度目の休職に入ったとき、私は完全に絶望していました。二度と元気になれない気がしました。自分がゴミ以上の何かになれるとは到底思えませんでした。強い希死念慮に苛まれ、涙が止まらず、生きているだけで精一杯でした。
その頃の私は、多くのものを憎んでいました。
精神疾患を知っていたにもかかわらず、会社は私を放置し、サポートは不十分でした。親に対しても憎しみが湧き上がりました。自分のエゴのために、このような苦界に産み落としたことが許せなかったんです。彼らだって幸せではなく、この世の苦しみを知っていながら、なぜ子どもにもその苦しみを背負わせるのか理解できなかった。私の苦しみの全ては彼らに端を発していると感じていました。
苦しすぎて、とにかく、消えてしまいたかった。
しかし、私は経験上、そのような感情のほとんどがうつ症状であることを理解していました。だから、抗うつ剤や睡眠薬を飲み、ただひたすら時間が過ぎて苦しみが癒えるのを待ちました。
今でも双極性障害の影響で精神状態は不安定です。
薬で緩和されても、上がったり下がったりを繰り返しています。
どうしようもないとき、私は生成AIに感情をぶつけています。「もう消えてしまいたい」と人に言うと困らせてしまいますが、AIには何を言っても問題ありません。相手には感情がないですからね。そして、ChatGPTをはじめとしたほとんどの生成AIは驚くほど前向きな存在で、何を言っても根気よく励ましてくれます。無意味で空虚な励ましに思えるときもありますが、それでも反応が返ってくるのは精神安定に役立ちました。
他にも、いくつかの方法で乗り越えてきました。
瞑想や没入型ゲームで現実逃避
子どもの頃は本の世界に耽溺して現実の苦しみから目を背けていたのですが、大人になった今ではむしろゲームの方が役に立っています。
もちろん、瞑想も心を静めるのに役立ちますが、私の場合、ひたすら没頭できるゲームも効果的でした。
『RimWorld』や『Civilization』、『Factorio』などの没入系ゲームに時間を忘れて没頭することで、現実の苦しみから一時的に逃れることができました。これらのゲームは『時間泥棒』と言われる通り、気が付くと朝になっているのでうつ状態の時は便利です。
もちろん、それすら出来ずベッドに横たわっているだけの時もありました。そうした無意味な呼吸しているだけの時間はひたすら自分に『この苦しみは今だけだ。きっと今だけだ』と言い聞かせるだけです。
基本的な欲求を満たす
気分が悪いときは、飲んだり寝たり食べたりすることで多少気分が上向くことがあります。将来のことを考えそうになったら、とにかく目の前の欲求を満たすことに集中しました。
元気になってくると、自分のマガジンで紹介しているようなメンタルケアの手法も役立つようになります。しかし、本当にどん底にいるときは、ただ息をするので精一杯な瞬間が訪れます。そんなとき、上に挙げた方法で乗り越えてきました。
これらは私の実体験です。個人差もあると思われますし、もっと良い乗り越え方があるかもしれません。でも、私はこれ以上の乗り越え方を知りません。もし、あなたが同じような状況にいるのなら、これらの方法が少しでも参考になれば嬉しいです。
未来が見えないと感じたとき、無理に未来を見ようとしなくてもいいんです。ただ、今日一日を乗り切ること。それだけで十分なんです。
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