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Asian Football

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VS日本、サウジアラビア

VS日本、サウジアラビア

・9/5  0-7日本 @さいたま

・9/10 1-2サウジアラビア @大連 オウンゴール14 Kadesh39,90

・感想
実力差を考えても、W杯常連の上位国である日本とサウジに2連敗は順当な結果。
だが内容負け方は思うところがあり、特に監督イバンコビッチの采配に批判が殺到し監督交代の可能性は高い。

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■W杯予選VSタイ・韓国

■W杯予選VSタイ・韓国

W杯予選の5戦目&6戦目

・グループCの状況

第1節、 最大のライバル・タイとのアウェイに勝利し当確モード

→からの第3・4節(↓参照)、アウェイでシンガポールに取りこぼし&韓国もホームでタイに取りこぼしたため、アドバンテージが消え分からなくなった。

第5節、中国(2位・勝ち点7)ホームでタイ(3位・勝ち点4)との直接対決

勝ち→通過決定 

引分け→最終戦次第(中国はアウェイ韓国、タイ

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翻訳 インドネシア代表の躍進・帰化政策について

翻訳 インドネシア代表の躍進・帰化政策について

■インドネシア代表の躍進・帰化政策について

インドネシアといえばオランダ領東インド時代にはW杯に出場しているが、その後長く低迷。

2010年代には内紛で国際試合から追放される暗黒期を過ごした。

そんな同国が今年に入り、W杯予選で東南アジア最強のベトナムを圧倒し連勝で3次予選進出濃厚に。そして先のU23アジアカップでベスト4進出するなど「アジアで最も旬な国」になっている。

その背景として、多

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中国の帰化選手、帰化事情など

中国の帰化選手、帰化事情など

*6/26セルジーニョ、周定洋について加筆

◾️概況昨年来のW杯アジア予選、アジアカップ、U23アジアカップ、、アジアサッカーの潮流として「帰化選手」がトレンドになっている。

3月のW杯アジア予選第4節、合計17試合。各国合計延べ123名の帰化選手が出場。
1試合平均7人、うち85人が先発。彼らは21得点11アシストに絡んだ。6試合は帰化選手が勝負を決めたといえる。例えばキルギス5-1中華台北

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・U23アジアカップ 出場各国の二重国籍選手、国外組など

・U23アジアカップ 出場各国の二重国籍選手、国外組など

年始のアジアカップにおける各国の二重国籍選手を研究したら、なかなか反響を貰った&結構楽しかった()ので、U23アジアカップの参加各国も調べてみた!

・グラフ

今回は、各国の登録メンバーにおける国外組/二重国籍選手/A代表経験者数、更に各選手の所属クラブでの出場率(出場試合数/大会開幕前までの全試合数)を算出してみた!

*データソース

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U23アジアカップ中国代表紹介

U23アジアカップ中国代表紹介

パリ五輪出場権をかけた、U23アジアカップで
日本、韓国、UAEと対戦する中国U23代表の紹介

・概況

A代表に比例して、弱体化の一途。
主軸たる01~02年生まれの世代は、U19・U16ともにアジアユース本大会すら進出できず
拍車をかけたのがゼロコロナ政策、前回22年U23アジアカップ(出場辞退)など全て国際試合の機会が削がれた。プロリーグも大幅に混乱し、ユースレベルの国内の試合も殆ど中止に

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アジアカップ2024 0得点でグループリーグ敗退


選手紹介はこちら

・グループリーグ第1戦

タジキスタン、アジアカップ初参戦だが、近年育成年代は結果を出しており
A代表でも対戦成績は負けなしだが、U19代表は16年/18年のアジアユースで連敗。昨年はU16代表が1-1、U23代表はホームで1分1敗。もはや追いつき追い越されつつある相手。
試合も前半シュート4-12と押し込まれ、後半選手交代から持ち直したが
支配率48%/52%,シュート10

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香港代表のアジアカッププレビュー

香港代表のアジアカッププレビュー

中国版SNS,微博(WEIBO)の「香港足球記録者」の記事を引用
中国代表が1-2で逆転負け(退場者2人出したとはいえ)アジアカップ緒戦はUAEに1-3で敗れたが、シュート本数ほぼ互角、予想以上の健闘を見せた。

香港代表のアジアカッププレビュー昨夜(1/14)香港はアジアカップ緒戦を迎えた。今、2年前の予選を思い返しても表現し難い。中超、中甲(中国1部、2部相当)でプレイする主力が欠場し、多くの

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アジアカップ出場各国の帰化、二重国籍選手

アジアカップ出場各国の帰化、二重国籍選手


前回大会の記事はこちら

◆パターン分けパターン①

パターン②

パターン③

アジアカップ参加各国の状況ソースはWikipedia、TransferMarkt、中国のアプリ懂球帝など

◆グループA

カタール

中国

今大会では蒋光太(Jiang Guangtai)パターン③に該当。
直前で離脱した李可(Li Ke)同様に中国系のルーツ持ち、英国で生ま

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黒崎監督の青島西海岸について&中国における日本人指導者たち

黒崎監督の青島西海岸について&中国における日本人指導者たち


2024年1月2日、青島西海岸は黒崎久志新監督就任を発表。
同時に菊池忍フィジカルコーチ、前田浩二アシスタントコーチも

・中国リーグにおける日本人指導者

かなり増えている。
後述の通り、黒崎氏は中国3チーム目(以前は山東泰山、武漢三鎮でアシスタントコーチ)前田氏は4チーム目(広州恒大、武漢三鎮、上海申花、、)

23年~24年の状況では

・22年リーグ王者武漢三鎮
高畠勉監督(23年限りで

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2024アジアカップ・中国代表メンバー紹介

2024アジアカップ・中国代表メンバー紹介

カタールで開催されるアジアカップの中国代表メンバー紹介

・最近の成績や展望

・予想フォメ 譚龍 武磊 (張玉寧) (陳蒲、韋世豪) 韋世豪 劉彬彬 (林良銘、謝鵬飛) (謝鵬飛)     王上源 呉曦 (徐新、王秋明)(高天意、戴偉浚) 劉洋 張琳芃 (李磊) 朱辰傑 蒋光太 (徐浩峰) (呉少聡) (蒋聖龍)  顔駿凌

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2023年中国リーグまとめ


開幕前の展望はこちら 
2022年の振返りはこちら

・最終順位

・優勝争い

上海海港が2度目の優勝。
ライバルと目された前年王者武漢三鎮、山東泰山の失速もあり前半戦で独走状態。夏場の時点で最大勝ち点差18をつけ優勝を確定させた
・・が、夏場の炎天下の連戦でベテランや主力を酷使。その影響か8月に崩壊。ACLプレーオフでパトゥム(タイ)にホームで敗退。2位山東の激しい追い上げにあったが、29

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W杯予選開始 VSタイ・韓国

2026年の北中米共催ワールドカップに向けたアジア予選が開始。

、、中国代表にとり20年以上本大会遠ざかっており、過去数大会は「どうせ無理だけど頑張るだけ頑張ろう」って感じでしたが
32チーム→48チームへの拡大により、アジアの参加枠が8.5か国に拡大!
これにより中国も多少可能性が出てきた。
(個人的には参加国の拡大には大大大大反対なのですが)

なお、過去の中国のW杯予選(敗北)の歴史はこち

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翻訳記事:シティ・フットボール・グループの新しい歩み(四川九牛)

翻訳記事:シティ・フットボール・グループの新しい歩み(四川九牛)

23年中甲リーグ(2部相当)で、四川九牛(Sichuan Jiuniu)が2試合を残し初の中超(1部)昇格を決め、最終的にはリーグ優勝した。 

母体は06年創設、17年に四川九牛の名称に、翌年中乙(3部相当)に昇格。2019年にシティフットボールグループ(以下CFG)が資本参加して注目を浴びていた。

(元ネタ)http://sports.sina.com.cn/china/2023-11-06

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