アジアカップ2024 0得点でグループリーグ敗退
選手紹介はこちら
・グループリーグ第1戦
タジキスタン、アジアカップ初参戦だが、近年育成年代は結果を出しており
A代表でも対戦成績は負けなしだが、U19代表は16年/18年のアジアユースで連敗。昨年はU16代表が1-1、U23代表はホームで1分1敗。もはや追いつき追い越されつつある相手。
試合も前半シュート4-12と押し込まれ、後半選手交代から持ち直したが
支配率48%/52%,シュート10-20。相手のシュート精度の粗さに助かった。
惜しまれるのおは80分、CKから朱辰傑のヘッドで先制したかに見えたがVARの末ノーゴール。非常に微妙な判定だが、内容的には引分けで妥当か。
勝ち点3を取りこぼしたというより、引分けで凌いだ試合。
・グループリーグ第2戦
勝ち点3が欲しかった試合だが、武磊の決定機逸(むしろ相手CBの神クリア)などモノにできず。一方多くのピンチもあったが顔駿凌の奮闘で2戦連続0-0。
大会参加国中、下位に位置する両国に無失点とはいえ無得点とは・・
最終戦は前回王者&開催国カタール。勝利は期待できないとして、首位通過決まった相手がローテーションし、引分けで2か3位通過狙うのが現実的
・グループリーグ第3戦
低迷する武磊がベンチスタート、負傷明けの韋世豪が初出場。
カタールはスタメン9人入替。その韋世豪を中心に、前半多くの好機作るも決められなかったのが痛かった。
後半、カタールが主力のアフィフ&ハイドス投入すると2分後に、アフィフのCK→ハイドスに見事なボレーを決められ敗戦。
裏のタジキスタンがレバノンに、ロスタイムの決勝点で2-1で勝利したことで3位(1-1なら中国4位だった)、僅かに決勝トーナメント進出の可能性残るも
①シリアVSインドが0-0 かつ ②パレスチナVS香港が引分け
こんな組で未勝利&0得点で決勝トーナメント進出を期待するのもおこがましい
→シリア勝利でグループリーグ敗退決定
・総括
実力不足は差し置いても、運が無かったのは否めない。
タジク戦朱辰傑のゴール取消は異なる主審なら認められていた可能性も高いし、レバノン戦後半立ち上がり相手のラフプレイは、試合後AFCの審判委員会がレッドカード妥当と判定している。
好調の韋世豪が負傷で前2試合起用できず、頼みの武磊が大ブレーキ
守備陣は3試合1失点と健闘したが(あの失点は無理)、この面子で3試合0得点はひどすぎる
監督ヤンコビッチ、結果的にはタジキスタン&レバノン相手に5バックで消極的な戦い方だったのが惜しまれる。
また絶不調の武磊に固執せず、もっと早く林良銘や謝鵬飛らに出番を与えていれば、、と惜しまれる。
また無駄にGKを4人帯同、最終カタール戦終了間際には控えCB蒋聖龍をFWで投入。なら第4GKでなくアタッカーを帯同していればと惜しまれる。
アジアカップ、グループリーグ敗退は2011年大会以来。
しかし当時は16チームでレギュレーションも異なり、24チームでレベル低下した中で、しかも0得点0勝の敗退は屈辱を通り越して絶望的。
事前の親善試合では香港にも敗れた。
この後またワールドカップ予選が始まる。
怖いのは、これが底とは限らないことだ。
没有最差,只有更差 There is no worst, only worse
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?