学校では学力が伸びない??
おはようございます!
今日は林純次さん著の「学校では学力が伸びない本当の理由」を読みました!
著者の林さんはジャーナリスト、教育者を経て
現在私学で教鞭を執りながら、国内外の中等教育学校のスーパーバイザーや
教師向けのインストラクターとしてご活躍されています。
著作には「残念な教員」などがあり、教育現場の問題点を具体的にご指摘されています。
①目標と現場の現状との乖離
教育現場に限らず、どこの組織においても同じことが言えるのではないでしょうか。
例えば、管理職が目的意識も共有せずに「売上を1人20%上げよう。そのために新規事業を増やそう」という漠然とした目標を掲げたとして、
現場で働く人たちからすると
「新規事業に割く時間が足りない」
「今の顧客を大切にしたい」
などの現場ならではの視点もあり
実現することが難しくなります。
もちろん、目標を定めることは悪いことではないのですが
目標の立場と現場の立場がお互いに
すり合わせとスモールステップの計画を練らないことには
目標達成は遠ざかります。
教育現場ではこの乖離が起こっていて、
教員の多忙化と重なり、改革をしなくなる
現行のままでいて前例踏襲を続ける
そうすると、最終的に社会の変化から取り残され、
子どもたちの成長を担保できる体制が整わなくなってしまいます。
②勇気を持つ
子どもに対して「発表しなさい」「挑戦しなさい」と
言っておきながら、自身は現状に留まり
それ以上の変革をしようとしない。
正直、そんな教員からは授業を受けたくないですよね。
教員って一つの機能だと私は考えます。
名前がついているだけで
1人の人間です。
その1人の人間が何十人何百人のこれから同じ社会を生きる人間と関わっていくのです。
名前は教員ですが、
まだ何者でもない人間です。
だからこそ、今よりもっと良くするためには
今よりもっと面白くするためには
欠かさず求め続けたいです。
まとめ
教育と一口に言っても、子どもの事情、家庭の事情、社会情勢、学校の内部事情
さまざまな側面が入り混じって複雑なものになっています
子どもの幸せのために、
口で言うのはとっても簡単です。
ですが、それらを実現するために
「子どもの幸せとは?」
「社会でも活躍するためには?」
「一緒に社会を作っていく仲間としてふさわしい教育を行えているか?」
という問いを立てるとともに
具体策を練って、行動していくことを大切にすることを心に誓いました。
自分自身、自己肯定感が低く
心の中で人や自分を批判する一方で
自分で行動ができず、現状維持を好んでいました。
今振り返ると相当面白くない毎日を歩んでいました。
自分自身の生きた証を残せるように
毎日を最高にできるように、常に変化をしていきます!
最後まで読んでいただきありがとうございました!