テレワークの生活で気をつけること
テレワークのメリットの1つはなんと言っても通勤時間が削減できたことだと思います。
ですが、気をつけたいのは毎日のスケジュール管理。
出社時間があるから、それにあわせて、起床したり、食事をしたり、毎日のリズムが作られていた方も多いと思います。
また、自宅から会社までの移動がなくなったので、1日中家の中で作業することになり、動かなくなった方も多いのではないでしょうか?
生活リズムの乱れや運動不足は、健康の悪化につながります。
テレワークで気をつけることその1
◎起床時間・就寝時間を同じにする
寝る時間が遅くなれば、当然、朝も起きられなくなります。
この時間の乱れが体内時計の乱れの原因になり。自律神経を乱す原因にもつながり結果、睡眠の質の低下に繋がります。
体内時計とは
私達の体の中は、1日およそ24時間のリズムで変化しています。
睡眠や起床といった目に見える行動だけではなく、体の中で起こっている体温の変化や血圧の変化、ホルモン分泌なども、約24時間周期の変動で動いています。
こうした周期を、「体内リズム」「概日リズム(circadian rhythm|サーカディアンリズム)」「体内時計」などと呼びます。
多くの人の体内リズムは、実は23.9時間から24.3時間の範囲に納まっているのですが、平均すると、24.18時間(24時間10分)であると言うことが、最新の研究でわかってきました。
地球の自転周期の24時間とはちょっとだけズレがあります。ですが、これが日々積み重なると、最終的には昼夜逆転という不都合を招いてしまいます。
だから、こうした現象を避けるために、私たちの体には「体内時計リセット機能」が備わっていからです。
朝起きたら窓を明けて朝日を浴びると、体内時計のリセットになります。
また、寝ている間にはコップ1杯分の汗をかくと言われています。起きたら水分補給も忘れずにおこないましょう。
テレワークで気をつけることその2
◎1時間に1回は動く・運動する
同じ姿勢で長時間仕事をすると腰痛や肩こりを引き起こし、筋肉が固くなり睡眠の質にも影響します。
腰痛予防のためにも、1時間に1回は椅子から立ち上がり、ストレッチしたり、飲み物を取りに行くなどしましょう。
座りすぎは死亡リスクを高めるという研究もあります。日本人は世界でもワーストで座りすぎな国民なのだそうです。
また、
テレワークになると、自宅から一歩も外に出ないという事も珍しくなくなります。
運動不足は生活習慣病につながり、さらにメンタル面にも影響します。
ラジオ体操やウォーキング、ジョギング、水泳などがオススメ。
アイデアに詰まったらお散歩をするのもいいアイデアです。
散歩することで、呼吸量が増え、脳への血流量も良くなりますので、思いもつかないアイデアが浮かんでくるかもしれません。
テレワークで気をつけることその3
◎ゆったり食事する
テレワークで家にいると「ついつい食べ」をしがちです。「ついつい食べ」は糖質が多くなりやすく、栄養バランスが崩れがちになります。
また、「ながら食べ」は満腹感が得られにくく過食になりがちです。
美味しいものを、美味しいと味わいながら食べると心も満たされます。
テレワークでは、1日中誰とも話をしなかった、という日も多くなると思います。家族や生活を共にする人がいる場合、食卓を囲みながらコニュニケーションをとるのもオススメです。
会社に行かず人間関係のストレッスから開放されたはずですが、コニュニケーション不足でメンタル不調を訴える人も出ているそうです。
メンタル不調は集中力、意欲の低下から仕事のパフォーマンスが下がり、ひいては自己の存在否定にも繋がり、仕事どころではなくなります。
そのためにも、しっかり食事の時間を取り、会話を楽しみなながら、美味しいものをよく噛んで頂くことが重要です。
健康は食事、運動、睡眠のバランスで出来ています。
これらがきちんとマネジメントできていれば、健康でより仕事で質の高いパフォーマンスを発揮することができると私は思います。
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