体幹姿勢の崩れと膝痛
おはようございます、今朝は休息日で一切のトレーニングはしません、たまにはフィジカルにもお休みを上げる必要があり、オーバートレーニングは健康な肉体作りは叶いません。
姿勢崩れと骨盤の傾きが四肢への影響を及ぼす
ところで良く骨盤の捻じれを気にされるクライアント様がいらっしゃるので今日はその事について書いて見たいと思います。
骨盤の捻じれと言えども多岐にわたります、先ず前後傾に傾きますが関節面の形状から前後方回旋も伴い、それによりコアの固定力が低下し痛みなどの問題へ繋がります。
捻じれが複雑なので通用はASISとPSISの高さの落差を評価(上図:黒線と赤線の間隔)、しかし左右差がありどちらが真正なのか不明な場合正確性が下がります。
そこで「尾骨ー恥骨」が平行な位置にあるのか?を確認します(下図)、それを加味しながら上半身重心がどの位置にあり、一見の症状で骨盤が前に出て上半身重心が後方へ下がっている場合でも、骨盤が前方へ出ているのかまた胸郭が後方へ下がっているのか評価材料にします。
ちなみに昨日のクライアント様が前述の骨盤の前方張り出しでした、腰椎生理的前彎が少なく運動連鎖から骨盤後傾、恥骨と尾骨も平行位置を失い恥骨側が上に上がる、結果的に股関節の安定筋(内閉鎖筋と腸腰筋)低下。
結果的に股関節伸展筋(ハムストリング)も使えず、大腿四頭筋メインの身体を前に押し出さず天へ持ち挙げる方向の力を掛けて、大腿直筋過緊張からの膝前部痛のトラブルを訴えていらっしゃいました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?