【思考を武器に】図で考える習慣を実践した結果...
本の内容を実践してみた結果を、あなたに伝えます。
2022年最初のnoteで、僕は今年の目標として「思考」と「行動」を掲げました。
めちゃくちゃ抽象的な目標ですよね(笑)
そこで少しでも具体化するために、「行動」の方では、毎週1つのテーマを決めて、1週間はそれを意識して実践することにしました。
まず第一弾として実践したのが、年末に読んだ「武器としての図で考える習慣」だったのですが、これが想像以上に良かったんです。
そこで今日は、僕が1週間意識して実践し、その後習慣としても定着した「図で考える習慣」について、noteを書いていこうと思います。
実際に試したからこそ分かる「図で考える習慣」のメリットから活用例までお伝えしていきます。
考えることを武器にしたい方は、是非見ていってください。
1 図で考える習慣とは
あなたは考える時に、何か使っている「もの・ツール」はあるでしょうか。
「図で考える習慣」は、図を使って自分の頭の中にある情報・考えを書き出し整理することで、思考を深めることができる習慣です。
これは僕が、メディアの歴史について得た情報を整理し、自分の考えを書き足したものなのですが、シンプルな図形(四角と丸)、矢印などを使うことで、自分の考えを整理し、深めることができます。
主に使う図としては、「四角と丸」、「矢印」、「ピラミッド」です。
■ 四角と丸
図で考える習慣で重要なのが、四角や丸といった馴染み深い図形たちです。
文字を四角や丸で囲うことによって、何より見た目が整理されますし、同じグループのものをまとめることで関係性が整理できます。
また、先ほど載せた「メディアの歴史」のまとめでも四角や丸を使い分けていたのですが、どういった使い分けか分かりますか?
実は、「四角⇨事実」、「丸⇨自分の考え」と使い分けていたんです。
このように。図形ごとに意味を持たせることで、一目でその情報を分類することができます。
シンプルながらも、考えを整理するには欠かせない図形です。
■ 矢印
次に活用するのが「矢印」です。
矢印も日常的に使うシンプルな図形ですが、矢印の効果って何でしょうか。
矢印には主に、情報と情報の関係を示す効果があります。
こんな感じで矢印が書いてあれば、何の情報がない図形でも「AとBは相互に関係あるんだな」「C〜Eはサイクルするんだな」のように感覚的に理解できます。
理解を深めるうえでは欠かせないのが「矢印」です。
■ ピラミッド
最後に紹介するのが、「ピラミッド」です。
これはいわゆる「MECE」と言われるもので、「漏れなくダブりなく」分けるために使われる図です。
MECEに考えることの重要性は様々なところで語られますが、それだけ重要な概念です。
特に、自分が見落としている考えはないか、もっと深堀りすることはできないか、俯瞰する時に役立ちます。
2 実践して分かった3つのメリット
このように非常にシンプルな「図で考える習慣」なのですが、1週間の間、何かを考える時には意識的に活用することにしてみました。
その結果、驚くほど自分の考えが整理され、さらに深く考えることができたんです。
なぜここまで深く考えられたのか、僕が感じた3つのメリットを紹介します。
■ 自分の考えを俯瞰できる
今から話すメリットの全てにも関わるのですが、図で書くことによって、自分の考えを俯瞰的に見ることができました。
例えば、ニュースを見たときに、その情報に対して自分なりの考えが浮かんでくる時ってないでしょうか。
僕は結構あるのですが、頭の中で考えるだけで、それを書いたり深めたりできていなかったんです。
しかし、ニュースから得た情報や自分の考えを図で整理することで、頭の中にあったものを俯瞰できるようになり、更に一歩進んだ考えが生まれるようになりました。
また、ただ文字を書くのではなく図で書くことは、先ほども書いたように、情報の性質を一目で掴むことができ、より直感的に俯瞰することができます。
思考を深めるためには俯瞰が欠かせないこと、そしてその俯瞰には図が役立つことを実感しました。
■ 自分の考えで不足している部分が分かる
図で書いて俯瞰することは、自分の考えで不足している部分を発見することに繋がります。
「図で見ると、ここからここの考えが跳躍しているな」
「ここの部分ってもっと考えを深められそうだな」
俯瞰することによって、頭の中では気づかなかった考えの不足点に気づくことができるのです。
人間誰しも、誰かから指摘されないと、自分の考えの不足している部分に気づけないものです。
一方、図に書くことは、ある意味、自分と対話するようなものです。
そのため、自分の考えを図に書き出すことで、誰かに指摘される前に、自分の足りない点に気づくことができるのです。
■アイデアを生む余白ができる
図で考えるメリット、3つ目は「アイデアを生む余白ができること」です。
私たちの脳はワーキングメモリと呼ばれる機能を持っています。
簡単に言うと、一度に考えられるキャパシティのようなもので、人それぞれ容量は違いますが、同時に覚えておく限界が3個とも言われています。
自分の頭の中にある考えを図に書くことは、自分の頭から考えを棚卸することに繋がります。
つまり、図にすることで、脳の容量を節約できるため、新しい情報を考える余白が生まれるのです。
実際に、図に書いて考えるようにしてから、新しいアイデア、より深まったアイデアが生まれる回数が増えるようになりました。
図に書いて考えることは、シンプルながらも想像以上の効果を生み出すのです。
3 日常での活用術
ここまで「図で考える習慣」のやり方から、実際に試してみたメリットまでお話ししてきましたが、実際に試してみようと思うとどんな場面で使えばいいのか迷います。
そこで最後に、どんな場面での活用方法が考えられるか、僕の例ですがお伝えします。
仕事での活用
まず1つ目が、仕事での活用です。
一見無難なように感じますが、毎日目まぐるしく働いていると、仕事で腰を据えて考える機会って意外と少ないです。
忙しい時は、頭の中に浮かんだ答えを信じて走り出したくなるものですが、そこで一旦止まって、その考えを図に書き出してみてください。
そうすることで、自分の考えを俯瞰的に見ることができ、自分の考えを深めたり、改めたりできます。
僕が仕事でこの習慣を活用し出してから3週間ほどですが、以前と比べて自分の意見に自信が持てますし、より深い考えができるようになったと感じています。
忙しいときこそ、一度立ち止まって図に書いてみてはどうでしょうか。
ニュースで考えを深める
私たちの日常には様々なニュースや情報が溢れており、意識しなければ、ただ受動的に情報を取り入れるだけになってしまいます。
しかし、気になったニュースの内容を図で整理することによって、ニュースを自分にとって本当に役立つものに変えることができます。
これはメタバースについてのニュースを見た時に、情報を整理し、自分の考えをまとめたものです。
ここでは、スマホとメタバースの違いを図示することで、メタバースの特徴を直感的に掴むことができました。
ニュースは、得た情報を自分の言葉で変換し、自分のアイデア・考えに落とし込んでこそ意味をなすものだと思います。
図で考える習慣は、ニュースを意味あるものにするにはとても役立つものなので、ぜひ試してみてください。
さて本日は、僕が実際に試してみた「図で考える習慣」について、実際の考えた図も用いながらお話してきました。(字が汚くて本当にすみません笑)
自分も改めて実感したのですが、得た知識は実践してこそ意味のあるものになります。
ぜひ、今日のnoteを読んで興味を持った方は一度試してみてください。
また、今回の実践のもとになった、「武器としての図で考える習慣」は本としてもとても面白かったのでぜひ手を伸ばしてみてはどうでしょうか。
あなたの思考習慣に少しでも役に立てば嬉しいです。
本日も最後までありがとうございました!
そして、スキ&フォローをぜひお願いします。
また別のnoteでも出会えることを心待ちにしております!
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