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She's Acoustic
She's Acoustic
出し抜けに キャンディを噛んで
少し突飛で半端な最終回が欲しくなるような
道の途中 彗星が通って
ぼくと一緒、至って普通の彼女は現れた
暮れる日の音に 涙を零すのは ダサいぜとか
尖ったフリしては 馬鹿だなって笑う
She's acoustic 夢に描いていた 道はきっと少し綺麗すぎた
She's acoustic つまらないと笑い飛ばせたら
ぼくらはゆっくり向
scavengers
scavengers
スナイパー 撃ってこいよ 自分の腕を信じてさ
チャンスは安くないぜ ほら 時間 迫ってる
ファイター は死んでないぜ いつか 彼の番が来る
ライフは いくつでもあんだ
行こうぜ 例の最果て 気取ってる時間なんてないさ
まだ未完成 バグってご愛嬌です
萎えた コスい手で勝って そんな楽しいもんですか
ゴールは決めずに行こう そのうち飽きてもいいように
怠惰 続いては もう
run rabbit run
なぁ兄弟 北へゆくならちょっと歩いて 話をしよう
あぁ昨日は 酷い雨で散々だった
だから 靴が重くって仕方ないんだ しょうがない
雨も水溜まりも気にしないで行こうだなんて
簡単じゃないよな
もう朝だ 気づいたら足が止まってた 少し眠ろう
昨日の彼はまだ歩いているだろう
彼は ぼくとは違って眠らないんだ しょうがない
いつも一着を貰うのは居眠りしないうさぎ達だった
起きなくちゃ あーあ 春が終
コンビニに鈍器が売っている
コンビニに鈍器が売っている
時間だけが生きている 32度の日曜日
氾濫した部屋の中で 午後 蘇生する
三半規管が鈍っていく 半分だけ予想通り
八日目の蝉が泣いて ぼくは思う
苦し紛れに逃げ込んだ コンビニの冷房が
奴らの愛想笑いみたいで ヒヤッとした
今 想像の怪物がぼくらを丸ごと食って
黒い血が溢れ出して
それを詰め込んだ ボトルの口を固く握って
黒い血が弾け出して 夏になる
炭酸だけを