週末

週末

夢に出たのは君の方だった
夕方の彩雲がぼくを急かした

気分はハイ なぜか足取りは軽くなり
太陽まで走っていけそうな 最悪の終末
最期の三日間は 君と過ごそうか
別にどこかへ行かなくともいいんだ

ろくでもない この期に及んでぼくら
誰かの悪口でバカ笑い
仕方がない 世界は願わずとも
自分から滅んでくれるらしい

傘もささずに外に出ていた バカを見ていた
星も見えないような夜は笑えば 君が笑えば

自分がないやつは 旅にだって出るらしい
明日が来ないだけなのに 何を焦ってるんだ
最期の強がりを 君と競おうか
君が泣くまで僕も泣かないぜ

ろくでもない この期に及んでぼくら
くだらない落書きで 苦笑い
なぁ終わらない夜が ぼくらを殺そうとしたって
言いなりになってたまるかよ なるわけないぜ

なんてまた こんな妄想したって
今日も隣に君はいない 最悪の週末
最期の三日間は 願ったって来ない
別にこんな俺を愛して欲しくなんかないよ

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