yatomo52

会社員です。日々の仕事や生活の中で見たり経験した事から思う事を自分なりに掘り下げて色々な人と心の交流が出来たらいいなと思っています。時にはチョッとしたフィクション風に書いてみたり、また時にはチョッとした反省文的な事も書いてみたいです。宜しくお願いいただきます。

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最近の記事

#エッセイ  (ニュースより )『昨今の騒音問題』

 先日のワイドショーニュースで、川崎駅前の路上ライブにおける騒音の問題を取り上げていました。どうやら通行人から市役所の方にその演奏の音がうるさいという事だったらしいです。一応川崎駅前では路上ライブは認められているそうですが、クレームが来たからには市としても対応をしていかないといけないという状況になっているとの事でした。そういえば、今は大々的な工事中になっていますが、ついこの間まで新宿西口の駅前には路上ライブをする若者が結構いましたが、そんな彼らは何処に行ってしまったのでしょう

    • #エッセイ (大河ドラマから)『源氏物語より』

       今年の大河ドラマ『光る君へ』の主人公はなんと紫式部です。彼女が源氏物語の作者であるという事以外は何も知らなかったのですが、それでもこのドラマは中々面白い事になっています。今回のドラマにはあまり派手さは無いのですが、当時の朝廷内に生きる貴族の人間関係と駆け引きが上手に描かれていて、本当のところはどうだったのかは分からないのですが、思わず見入ってしまうのです。放送が9月に入って、今は主人公まひろ(紫式部)がようやく源氏物語を書き始めたという所まで放送は進んでいます。実は私自身は

      • #エッセイ (政治・経済)『戦後の日本とアメリカ』

         私たち日本人が日常の会話で使う日本語には”水に流す”という言葉があります。映画やドラマの中で『今までの事は水に流してまた共にやっていこう・・』なんていうセリフも時折耳にします。どうやらこの水に流すという考え方は私たち日本人の独特の文化のようです。では外国人にはそういった発想は無いのでしょうか?おそらくはそんなことは無いと思うのです。欧米人だって喧嘩をしていつまでも相手を許さなかったら大変です。夫婦喧嘩をして相手を許せなければ、多くの外国人夫婦は離婚をしないといけなくなります

        • #エッセイ(映画・ドラマ)『物語の作られ方』

           最近の私の楽しみといえば、NHKの朝の連ドラとBSなどで視聴できる昔のドラマの再放送を見る事です。夕方に仕事先から帰宅してビールを飲みながらお気に入りのドラマを見ている時は至福のひと時です。  そんな最近のドラマでイチ押しが”虎に翼”です。何しろ伊藤沙莉とその他の俳優の演技が上手で、普段馴染みのない法律というものに即したストーリもとても面白いです。また、懐かしのドラマで最近夢中になって見ているのは”熱中時代(教師編)”と”あぶない刑事”です。昔のドラマを見ている時は初回放送

          #エッセイ(映画・ドラマ)『未来の鏡』

           少し昔のテレビドラマや映画を見ていると、今の瞬間を予測していたのではないかと思われる作品を見かけることがあります。最近私の中でそんなことを強く感じた作品は、映画『はないちもんめ』です。公開したのは1985年ごろで、私が最後にテレビでそれを見たのは映画の公開後の2,3年後の事だったと思います。その当時の日本ではまだ老人介護という事が世間一般に話題になっておらず、とても不思議な感覚で見ていたと記憶しています。ただ時折”ウチのおじいちゃんがボケちゃって・・・”という事を言って嘆い

          #エッセイ(映画・ドラマ)『未来の鏡』

          #エッセイ (国際政治より)『人材難』

           今朝のニュース速報で、アメリカの大統領選から現職のバイデン大統領が選挙戦から撤退というニュースが飛び込んで来ました。先週の半ばくらいからテレビなどで撤退の可能性が報道されており、それも分からないではないとは思っていたのですが、いざそんな報道を知るとやはり驚きは隠せません。  確かにテレビの中で見る最近のバイデン大統領はウクライナのゼレンスキー大統領をプーチン大統領と言い間違えたり、またトランプ元大統領とのテレビ討論でも言葉に詰まっていたり、歩く姿も足元の覚束なさを感じるなど

          #エッセイ (国際政治より)『人材難』

          #エッセイ 『子育ての身体性』

           今年も日本の新生児の出生数が下がり、ニュースでも少子化関連の報道が連日のようにされています。子供の数が減っているのでそれぞれの家庭ではさぞ大事に育てているのだろうと思いきや、それに相反するような目を覆いたくなるようなニュースが毎日のように報道されているのが気になります。  そんなニュースでよく見る内容としては、若い父親や母親が赤ん坊に暴力をふるって殺めてしまうというニュースです。自らの子の頭を揺さぶったり、顔や頭を叩いたりして死に至らしめてしまうというものや、またもっと強烈

          #エッセイ 『子育ての身体性』

          #エッセイ(時代を読み違える)『リゲイン販売終了』 

           先日テレビのワイドショーで知ったのですが、栄養ドリンクの『リゲイン』の販売が終了したそうです。何ともモーレツに働く日本人を象徴するような商品で、CMでは『24時間戦えますか?』というフレーズで勇ましく歌っていたのが印象的です。僕の学生時代に売り出した商品で、当時このCMを見るたびに”オレも社会人になったら死ぬほど働くんだろうな・・”と何の疑問もなく見ていたような気がします。そんな感じで何の違和感もなくそのCMを見ていたのが80年代の終わり頃です。僕らが子供の頃は戦後の高度成

          #エッセイ(時代を読み違える)『リゲイン販売終了』 

          #エッセイ (ニュースより)『大きな流れに抗う為に』

           先日のネットニュースに出ていたのですが、大阪の大手不動産会社の社長が裁判で無罪になったという記事が出ていました。その内容は、社長の会社が取引をしているとある法人の土地を勝手に売却し私的に流用したという容疑だったようです。日本の刑事裁判はその99%が有罪になるので、その様な司法環境の中で地裁の判決が無罪だったという事は、私のような素人の感覚でも本当にこの被告の方は白だったのでしょう。被告として法廷に立った社長もよく頑張ったと思います。  この数年、冤罪による裁判のやり直しと

          #エッセイ (ニュースより)『大きな流れに抗う為に』

          #エッセイ(日常の風景より)『街頭募金』 

           先週末の夕方の事です。学生時代の友人と久しぶりに飲みに行く約束をして、待ち合わせの駅前で待っていました。改札を少し離れたところで白いジャンパーを着た若者二人が街頭募金を募っていました。彼らの上着をよく見ればその団体は”国境なき医師団”と書いてあるのです。”ああ、テレビのニュースで見るやつだね”と思いながら少し離れたところで友人を待ちながらその二人を見守っていました。  やはり声をかけても街の人は中々足を止めてくれないようです。私はその光景を見ながら募金をしようかと悩んでいた

          #エッセイ(日常の風景より)『街頭募金』 

          #エッセイ (日常の風景より)『よその子の成長』    

            私自身が歳を重ねたからという訳ではないのですが、私は若い頃から朝の出社には余裕を持ちたいと思っている方なので、毎日の習慣で会社には8時チョット前に着くようにしています。席に着くとまずパソコンを立ち上げてから身の回りの整理を少しして、そしてすぐに休憩室に一服しに行きます。  休憩室は社屋の3階にあり、そこに入るのが大体8時20分過ぎ頃です。それが日々のルーティンになっています。温かいコーヒーを啜りながら外の通りを眺めていると、町の学校に通う小学生の列を毎日見かけます。何気な

          #エッセイ (日常の風景より)『よその子の成長』    

          #エッセイ(福祉)『プチ介護 』  

           4月の中旬に83歳になるお袋が手術を受けました。どうやら腰の骨が悪かったようで、手術をすれば一応日常の生活に戻れるという事で約3週間の入院生活を送っていました。手術も無事に終わり、とりあえずは元気になって戻ってきたのでそれはそれで良かったのですが、やはり退院後すぐには体の自由があまり利かないという事で、親父の世話もあるので私が実家に泊まり込むことになったのです。”男の俺に何が出来るのか?”と自分でも思ったのですが、それでも何かしら出来ることもあろうと思い今は一週間のうちに2

          #エッセイ(福祉)『プチ介護 』  

          エッセイ (心の話)『カスハラって・・・』

           前回はハラスメントの中からパワハラに特化して書いてみました。で、今回はやはり最近テレビや新聞で気になるワードの”カスハラ”、いわゆるカスタマーハラスメントについて少し書いてみたいと思います。このハラスメントは大きく分けて二つあると思います。まず一つ目は、お店にやってくる顧客と店員のやり取りの中で発生するもので、基本的には顧客が店員にキレまくったり、理不尽なクレームをつけて無理難題を言うというイメージの物です。そして二つ目は顧客と店員(社員)の電話でのやり取りの中で発生する暴

          エッセイ (心の話)『カスハラって・・・』

          #エッセイ (世相)『ハラスメント』

           セクハラという言葉が世間で定着して何年くらいが経つのでしょうか。調べてみると1989年の福岡での裁判がその走りみたいです。そしてそのセクシャルハラスメントはこの年の流行語大賞にもなっていました。これを皮切りにして、その後に色々な法律や条例が定められていくのですが、不思議なことに新しい社会的なルールは定められてからてから人々の間に定着するまでにはかなり長いタイムラグがあるようで、社会がそれに敏感に反応するようになったのもここ十数年くらい前からではないでしょうか。そしてそれに続

          #エッセイ (世相)『ハラスメント』

          #エッセイ(世相)『親ガチャ』

           昨今のテレビニュースで聞きなれない言葉を耳にするようになりました。それは何とかというと”ガチャ”という言葉です。代表的な例でいうと”親ガチャ”という言葉ですが、最近では”配属ガチャ”という言葉もとても印象的に残ります。どうやらこの”~ガチャ”とはカプセルトイのガチャガチャのからきているようです。僕が子供の頃は駄菓子屋の店先で20円で出来たものですが、今では300円くらいするそうですね。お金を入れてレバーを廻すと何が出てくるか分からない、という事がある意味このガチャガチャの醍

          #エッセイ(世相)『親ガチャ』

          #エッセイ(経済)『物価上昇』

           先月中旬の日経新聞に”牛丼1杯、原価4割上昇”という見出しがありました。【価格は語る】というおそらくはシリーズ物の企画記事なのでしょう。記事による4と割上昇の内訳としては、牛肉が50%、お米が12.5%の上昇で、玉ネギが8%の下落だそうです。単純にこれらを足して引いてやると、40%にはならないのですが、そりゃそうでしょうね、一杯の丼に全部が牛肉で詰まっているわけではなく、基本はお米ですから丼一杯あたりで40%の上昇というのも分からないでもありません。ですが数年前までのデフレ

          #エッセイ(経済)『物価上昇』