消費者観点に立てばいくらでも上にいける
大学生の頃から、企業でバイトやインターンなどをしてきた頃から、うっすらと考えており、今に近づくにつれて、確信していったこと。
それは、消費者としての立場を取れば、企業などの商品を作る組織内で上下関係はない。
それは地位のことではなく、能力的に、である。
どういうことか?
つまり、商品は顧客のニーズや期待に応えるものだが、それは体験を提供するものだ。
消費者の立場には誰でも立てるし、老若男女、平等な立場。
いくらマーケティング、営業、開発の輝かしい実績や経験があっても、かれらの作ったものが、消費者目線で評価するなら、誰でもできる。
年収億単位のクリエイターが作ったゲームを、高校生がつまらないと一蹴できるし、実際に売上がほぼ上がらないこともある。
時価総額数千億円の会社が作ったパソコンが使いづらくて、他社に乗り換える年収100万円のおっさんもいる。
だから、徹底して消費者目線に立って、改善案やフィードバックをする、或いはそういう情報を集めてくるという最も重要なところは、一発逆転の大チャンスの場である。
だから、起業の可能性がある。
何かしらの職種の経験は実際あまり関係ない。何を作るかが重要だからだ。
そこが決まれば、お金も人材も見つけてくることはできる。
むしろ、働いて供給側のしんどさを知る前の高校生や大学生の方が逆に、厳しい消費者の目にたちやすいくらいだ。