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【近代以前→近代→???】真・近代の2大条件

近代の後は、現代とか、ポストモダンとかいろんな言い方がある。

実際、今の時代は何なのか?

いろいろな時代解釈があるので難しいが、確実なことだけを言おう。

近代とは何か?

それは、それ以前の身分社会や封建社会からの解放であり、個人主義である。

人は、権力の奴隷ではなく、みんなが自由な存在である!その理念が近代を代表する。

一般的に、日本では、明治維新(1868年)から終戦(1945年)まで。 世界では、15世紀以降~20世紀中頃を「近代」というようだ。

だから、今は近代の次の次くらいなのか?

いや、

そんなことはない。

たしかに、表面的には特権階級は廃止されている。
個人は、インターネットで様々な情報にアクセスできるし、生活保護もあるから、自由だ!

とはいえない。

これはどっかで聞いたことがある人も多いだろうが、そもそもわれわれは、近代の次の時代というよりも、近代をそもそも実現していない。

絶対王政のようなあからさまな存在はいないが、まだ「生まれの偶然性」により、明らかな格差があり、それは身分制と通じるものがある。

近代の条件は何か?

私は実存的観点と、社会的観点の2つで以下であると思う。

  1. 各自が、自分の固有の経験に基づき社会にフィードバックすること

  2. 生まれの偶然性による災難を排除すること

1が特に重要。

1は今、実現できていない。特に日本ではそうだ。

つまり、キョロ目で人の行動に合わせて自分の行動を決める人間が多すぎる。

外から見たらしょぼくてもいいから、自分が、自分の経験を基に善だと思えることを実践することが、近代的価値である。

それは人により千差万別である。

だから、場合によってはそれでは資本主義社会で食っていけないかもしれない。

だから、生活保護などセーフティネットがあるべきだなのだ。

近代の次の時代などはまだわからない。

まずは、個人主義を実現すべきだ。

自分の頭で考えられる人が社会の大半になっていないと近代とはいえない。今は、まだまだ前近代。

自分は、この真の近代化に貢献したい。

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