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宮崎兄弟記念資料館を出て、また大牟田市へと向かう。 次の目的地は三池炭鉱の三池坑跡。今回の旅は炭鉱を めぐる旅でもある。三池炭鉱は1888年に明治政府から 三井財閥に払い下げられた。その三井により、豊富な 資本力のもと、採炭設備の導入、宮原坑、万田坑の開削、 三池港の築港、石炭を運ぶ鉄道の建設が進められた。 それは干満差の大きい有明海で港の水位を保つ設備。
万田坑を後にして、次に向かったのは宮崎兄弟資料館。 宮崎兄弟とは、明治時代を生きた宮崎八郎、民蔵、彌蔵、 寅蔵(滔天)のこと。世界が激しく動いた時代に、兄弟 たちはそれぞれの夢や理想を求め、日本や世界を駆け 巡ったという。そして孫文と出会いがあり、その活動は やがて1911年10月10日の辛亥革命へつながっていく。 荒尾市のホームページで宮崎兄弟が紹介されている。 宮崎兄弟と孫文とのつながりがよく分かる資料館だ。
月明かりすら照らさない場所でそっと咲いている、 というナレーションとともに流れる印象的な音楽と 風景。今日も大分むぎ焼酎二階堂のCM。冒頭に映し 出されるのが万田坑。以前から気になっていた場所。 宮原坑を後にして、三池炭鉱万田坑へと向かう。
残されたのは記憶をノックするにおい、との印象的な ナレーションとともに流れる映像。これは記憶の結晶 という題名の大分むぎ焼酎二階堂のCM。以前から 美しい映像や、映し出される風景が気になっていた。 今回訪れた三池炭鉱宮原坑は、そのCMの舞台である。 訪れてみたくなる大分むぎ焼酎二階堂のCMの風景。 それでも炭鉱跡の風景に触れることができた