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宮崎兄弟の歴史に触れる

万田坑を後にして、次に向かったのは宮崎兄弟資料館。
宮崎兄弟とは、明治時代を生きた宮崎八郎、民蔵、彌蔵、
寅蔵(滔天)のこと。世界が激しく動いた時代に、兄弟
たちはそれぞれの夢や理想を求め、日本や世界を駆け
巡ったという。そして孫文と出会いがあり、その活動は
やがて1911年10月10日の辛亥革命へつながっていく。

今回は小さな自転車で。上りが少しきつい
荒尾市にある宮崎兄弟資料館に到着

荒尾市のホームページで宮崎兄弟が紹介されている。

敷地に入ると左手にある白壁の建物が資料館

宮崎兄弟と孫文とのつながりがよく分かる資料館だ。

1階にかかる瓦屋根のデザインが特徴的 
白の格子状のなまこ壁。デザイン要素にもなっている
蔵いっぱいに宮崎兄弟、孫文に関する資料が展示されている
敷地には宮崎兄弟の生家も残されていて
内部の見学もできる。庭園に面した開放的な続きの間
孫文はここを2回訪れていて、その様子が残された資料もある
茅葺きと瓦の屋根を持つ立派な日本家屋
やはり開放的な縁側の空間が気持ち良い
宮崎兄弟生家施設の見取り図。日本庭園もすばらしい


孫文が終始革命に怠らざる者として評価した宮崎兄弟

この旅で知った宮崎兄弟。そして孫文と宮崎滔天

1911は辛亥革命100周年を記念したつくられた映画。

思わぬ所で日本と中国のつながりを知った。この地に
辛亥革命につながる歴史の舞台があることに驚いた。
旅をして得る知識は、その地に身を委ねることでより
身近なものとして感じられる。さあ旅を続けていこう。


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