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まだ見ぬ風景との出会いを求めて、休日を満喫しよう

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ざわめき、香り、空気、光、そこに行くことで気づくことがある。訪れる季節、時間によっても、それらは表情を変える。まだ見ぬ建物や風景に会いに行こう。
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富山の旅も終わりへと。そしてまた旅の振り返りを

立山から富山、そして井波へと 昨年のお盆の時期に富山への旅をした。富山へは過去 に一度、高岡の美術館と射水市の絵本館に訪れたこと があるが、富山市内に訪れたのも今回が初めて。特に 黒部ダムへの旅には憧れがあった。そして出会った 高岡と井波。そこには魅力的な風景が広がっていた。 散りばめられた風景も楽しんで 高度な木彫りの手技の文化が引き継がれている

旅先では早朝の時間を楽しんで

旅の記憶をたどりながら旅を続けている 旅先の朝の時間は楽しみのひとつで、富山では早朝の 時間を利用して公園をめぐった。そして井波での朝は 長男と二人の散歩。旅先で一緒に朝の散歩にでかけた ことを懐かしみ、その歩幅の大きさに成長を感じたり。 そこは南砺市いなみ国際木彫刻キャンプが4年に一度 開催される場所。前回は2023年で、1991年から開催 されている。国内外から木彫刻作家が招待され、巨大な 作品が作られて、公園や町に設置されているという。 思い出はかけがえのない時間

高岡にあるamidaといえば

高岡の街の土蔵造りの建物をたどり 山町ヴァレーを後にして高岡の街をめぐる。今回の旅 では、高岡にある国宝の瑞龍寺も旅の候補地で、その 壮大な伽藍にも訪れたかったが、限られた時間での街 歩き。とはいえ、せめてもう一つの高岡のシンボルへ。 ARTIST IN RESIDENCEという取り組みもされている 土蔵造りの街に溶け込むカフェは 山町ヴァレーも手がけられ

千本格子の家並みに流れる歴史を感じて

今度は高岡駅から高岡の街をめぐり 日本遺産が形作る街、風鈴がさわやかな音をかなでる 風景を通り抜け、千本格子の家並みへとやってきた。 高岡でもっとも古い町という金屋町は1609年、加賀藩 藩主、前田利長が城下町を繁栄させるために作った町。 大寺幸八郎商店は1860年の初代幸八郎が開いたお店 ミニ干支はかわいらしくて美しいシルエット ポスターのアクセサリーは錫を使ったもので

そしてもう一度、富山の街の公園へ

今度は早朝のゆっくりとした時間の中 昨日、家族と一緒にめぐった道のりをたどる。同じ道の ようでも、時間が変われば印象も変わる。穏やかな水面 は雲間にのぞく光を映し、樹木や建物を反転させる。 朝のしんとした空気に包まれた、広がりを持つ風景へ。 異なる表情を見せる公園の中へ

歩いて街のデザインをたどるのも

旅の楽しみの内。美しいスタバで時間を過ごすことは できなかったけど、私の旅の大きな楽しみのひとつは、 歩いて街をめぐること。目的の建物があれば、それを たどりながら目に映る街のデザインをつなげていく。 富岩運河環水公園を後にして、そろそろお昼の時間だ。 せっかくなので富山でおいしいものを食べようという ところだが、次男が食事より、どうしても初日に訪れた スプラトゥーンのイベントの会場にもう一度行きたい という。初日にはあまり時間が取れなかったらしい。 長男と妻はおいしい

建物にある広場は街の風景とつながるように

展示を楽しみ、移動して視点を変えながら 次は屋上へ。富山県美術館の見所の1つとして屋上に 広がる空間がある。美術館は街や公園に溶け込むよう に建ち、大人とっても子供にとっても楽しい場所と なるように、建物全体を使って工夫がこらされている。 ここは十全化学株式会社の新しい本社屋 オノマトペといえば五味太郎氏の絵本を思い出す オノマトペから佐藤卓氏によりデザインされて 子供たちのための屋上広場となっている

旅を続けて再び富山の街へ

富山の旅を続き中盤へ 富山はずっと気になってた所。今回の旅行で黒部ダム と合わせどこを訪れようかと旅先を考えるのも楽しい 時間。富山といえば、私にとっては街の中央に大きな 水面があり水に近い街。博多の大濠公園も好きだけど、 富山ではその親水空間はさらに街の中心にある。富山 に散りばめられた魅力の中で、街の風景もそのひとつ。 規模が大きくなる鉄塔についても知る 楽しみながら次の目的地へと歩い

いつものようにホテルの周りの散歩へも

富山の魅力を感じながら旅を続けて 朝一番にホテルを出て黒部ダムへ。そしてまたホテル へ戻ってきた。朝が早かった分、明るいうちに戻って くることができた。後は夕食までの時間をのんびりと 過ごすところだが、すきま時間を見つけては、周囲の 風景をめぐるのが習性となっている。妻はゆっくりと、 子供たちは2人で卓球に、私はいつものように散歩へ。

富山にちりばめられたもようをたどる旅に

アルペンルートを乗り物に揺られながら 黒部ダムから室堂高原へ。そびえる山々を仰ぎながら、 エメラルドグリーンに輝く水面に、自然と一体となる ような対峙するような構造物、自然に抱かれる建物へ。 今回の旅は富山にちりばめられたもようをたどる旅。 立山高原ホテル。立山には魅力的なホテルがある 立山に対する人々の思いを知れば、立山への愛着も 新潟で旅した美人林を思いだす

室堂ターミナルの周りに広がる高原へ

乗り物は、旅の楽しみを増幅させて 立山駅から乗り物を乗り継いで黒部ダムを訪れた。 次はそこから引き返す道のりを楽しみながら進む。 トロリーバス降りれば室堂ターミナル。そこは高原 バスとの乗り継ぎポイントで、ターミナルはホテル とつながっている。その名はホテル立山。宿泊もした かったがスケジュールを考慮して、またいつの日か。 ニホンライチョウで富山県のシンボルにも

アルペンルートの乗り物を乗り継いで

黒部ダムに広がる風景を後にして 時間を気にしながらも、ケーブルカーに乗り込んで。 ケーブルカーは急斜面をゆっくり登っていく。富山側 から黒部ダムに向かうには多くの乗り物を乗り継いで いくと知らなかった。様々な乗り物と広がる黒部ダム の光景が感慨深い。次は引き返し、その先の目的地へ。 ブラタモリによる旅の視点も参考にしていこう

黒部ダムに刻まれた物語

その圧倒的な大きさでせまってくる 黒部ダムを訪れた。そこに予想以上の風景が広がって いた。想像を超える構造物、圧倒的な自然。どのような 手順を踏めば、これほどのものが建設できるのか理解 しがたい。そしてその困難を極めた過程にもふれて。

途方もない構造物と雄大な自然と

光の先に広がる光景は 途方もない構造物と自然。立山からいろんな乗り物を 乗り継ぎ黒部ダムへとやってきた。そこには想像して いたつもりでも、それを超える光景。その構造物は自然 を覆うように、抱かれるように、また対峙するように。