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【中日】梅津晃大投手の好投が7月の8連戦を救う? 大敗の中にあった明るい材料とは ~6/27~
◇6月27日 阪神8-1中日(甲子園)
6回までは0-0。中日の先発・梅津晃大投手の好投が光りました。
初回、先頭の島田海吏選手に四球。続く中野拓夢選手にヒットエンドランを決められて、一・三塁のピンチ。
一体、この先どうなってしまうのかと不安になる立ち上がりでしたが、無失点に抑えて勢いに乗りました。
7回に先制を許して降板しましたが、6回0/3を3失点。7月の大型連戦に向け、明るい兆しをみせました。
今季も投手力で勝負
オールスター前の山場になると思われる、7月9日からの8連戦。先発が踏ん張り、リリーフ陣の負担を和らげる必要があります。
打線に大量得点を求めることは酷で、今季も投手力で勝負していくことになります。
その中で、投手陣の命運を左右する存在として挙げられるのが梅津投手。
5月6日以降、勝利から遠ざかり苦戦していますが、大型連戦となれば欠かせない戦力です。
大型連戦を乗り切る希望の光
現在、中日の先発ローテーションは万全といえる状態ではありません。
開幕投手を務めた柳裕也投手、メヒア投手が不調で登録抹消。
2人とも状態を上げれば大型連戦前に戻ってくることができますが、不確定要素が多く、過度な期待は禁物です。
大野雄大投手を1軍に昇格させ、先発ローテーションの穴を埋める策が考えられますが、それでも大型連戦に耐えられるかは不透明です。
この日の梅津投手の好投が、大型連戦を乗り切れる希望の光となりました。
強みが弱体化した可能性
大型連戦は高橋宏斗投手、小笠原慎之介投手、涌井秀章投手、松葉貴大投手を中心に、大野雄投手、梅津投手を起用する策が考えられます。
状態をみて柳投手、メヒア投手を昇格させることができれば、ローテーションの組み方次第で大型連敗を避けることができます。
もし、この日梅津投手が崩れて大型連戦への見通しが立たなければ、中日の強みが弱体化した状態で挑む可能性もありました。
厳しい試合ではありましたが、先を見据えれば明るい材料もありました。
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