【中日】橋本侑樹投手がチーム3位の○○!? 一時同点に繋げた投球とは ~5/24~
◇5月24日 ヤクルト5-2中日(バンテリン)
橋本侑樹投手が、チーム3位の奪三振数を記録しています。
0-2の7回表に登板し、1イニングを無失点。3者凡退に抑え、そのうち2つのアウトを三振で奪いました。
これで、シーズン27個目の三振。チームでは小笠原慎之介投手、梅津晃大投手に次ぐ3位、トップとの差も2個と奮闘しています。
橋本投手の投球が、中日に傾きかけていた流れを継続させ、一時同点に繋げました。
橋本投手の面白いところ
正直、この日は状態がいいとは決していえませんでした。
先頭のサイスニード投手に対してボール先行。フルカウントからボール球を振らせて事なきを得ましたが、追加点を奪われてもおかしくない場面でした。
その後、人が変わったように状態が上がるのが橋本投手の面白いところ。
続く山崎晃大朗選手に対し、外角いっぱいの直球で見逃し三振。スライダーを4球続けた後に投じた、147キロの直球。キャンプで練習してきたような、文句のつけようがない球を繰り出しました。
すでに昨季の登板数を上回った橋本投手。今季はここまで18試合に登板し、防御率2.01。ブレークしています。
安定感ある投球を支えるもの
この日は150キロを記録しませんでしたが、スライダーとのコンビネーションは抜群です。
ここに、21日の巨人戦で岡本和真選手、坂本勇人選手を抑えた時に混ぜた140キロ前後のフォークもあります。
ひとたび制球難に陥れば苦しくなりますが、ここ6試合(6回2/3)で与えた四球は2個。
直近3試合に限っては安打も許しておらず、安定感ある投球をみせています。
奪三振率は10.88。素晴らしい成績を残しています。
R・マルティネス投手が打たれたが・・・
6回裏、初回以来の安打が生まれて作ったチャンスを、長岡秀樹選手の好守に阻まれた中日。
その直後の守りを橋本投手が3者凡退に抑えたことで、7回裏の反撃に繋がり、8回裏の一時同点となる攻撃に繋がりました。
試合は負けましたが、R・マルティネス投手が打たれてしまえば仕方がありません。むしろ、一塁ベースカバーに走った時に転倒したことが気になります。
心配な試合になりましたが、先発陣に負けない奪三振数を記録する橋本投手に注目です。
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