【中日ドラゴンズ】夏場を乗り切るため、輝き始めた背番号「3?」 ~7/27DeNA戦~
この日、先発のメヒア投手が出場選手登録され、上田洸太朗投手が登録抹消されました。
砂田毅樹投手、齋藤綱記投手とリリーフ左腕が揃い始め、㌄数を稼げる上田投手本来の良さを追い求めるためだと考えられます。
一方、上田投手の抹消により、㌄数を稼げる投手が減りました。先発の乱調、あるいは故障によって試合序盤から動かなければいけない時、㌄数を稼げる投手は重宝されます。
リリーフ陣が強力なだけに、過度な負担は避けたいところ。背番号「36」の存在が、大きくなる予感がします。
防御率1点台を維持
1点を追う8回に登板した岡野祐一郎投手。龍空選手の好プレーもあり、2安打を浴びながらも1㌄を無失点に抑えました。
これで3試合連続無失点。防御率は1.69と、昨季までとは違った姿を見せています。
昨季までは先発。試合序盤から打ち込まれる試合があり、中々1軍に定着することができていませんでした。
立浪監督・落合コーチの眼
140㌔台の直球に加え、スライダー、カーブと変化球を巧みに操る投球術が特徴の岡野投手。波に乗れば面白いように打者を打ち取り、無双状態になることもありました。
力で押していくタイプではなく、粘り強い投球が魅力。㌄数を稼ぐことができ、先発として今季も勝負するものだと考えていました。
しかし、今季はリリーフで貢献。完全な先発タイプだと思っていましたが、立浪監督や落合コーチの眼力が岡野投手を輝かせています。
魅力生まれ始めた
不測の事態を考えた時、現状のリリーフ陣で最も㌄数を稼げるのは岡野投手です。
この日のように1㌄で役目を終える時もあると思いますが、昨季までの先発経験を生かし、㌄数を稼げるという魅力が生まれ始めています。
同じく先発経験のある上田投手が抹消された今、岡野投手の存在がより際立ってきます。
厳しい夏場を乗り切るためにも
勝野昌慶投手、清水達也投手、R・マルティネス投手など試合終盤に登板する投手は鉄壁です。接戦で試合終盤に持ち込めば、ドラゴンズらしい野球ができます。
打線が日々試行錯誤する中、投手陣がチームを支える必要があります。先発陣も強力ですが、岡野投手のような㌄数を稼げる投手も必要になってきます。
厳しい夏場を乗り切るため、岡野投手の存在がチームの助けとなる予感がしました。
皆様はどのように考えますか?
【参考サイト】