【中日ドラゴンズ】1番・森下選手からヒント!鵜飼選手が輝く方法とは? ~7/15阪神戦~
阪神打線から、将来の竜打線のヒントが見つかったような気がしました。
事前に予測はつきましたが、阪神はこの日もドラフト1位ルーキー・森下翔太選手を1番で起用。長打力が武器の選手で、攻撃的な打線を作りあげています。
ドラゴンズでいえば、鵜飼航丞選手が同じタイプの選手。輝かしい将来に向けて、阪神打線から得るものがありそうです。
鵜飼選手の可能性
今季、すでに1番・鵜飼選手という起用法はすでに実現しています。主に大島洋平選手の休養日に起用されていますが、攻撃的な打線を作りあげています。
鵜飼選手の打率は1割4分3厘。出塁率も1割台と苦戦していますが、貴重な和製大砲として常に期待感を抱かせてくれます。
大島選手、岡林勇希選手が基本線だとは思いますが、選択肢の1つとして1番・鵜飼選手という可能性を探っていること采配から伝わってきています。
名将・岡田監督の眼
名将・岡田彰布監督は何故、森下選手を1番で起用しているのでしょうか。打率は1割台。打率2割8分台、出塁率3割5分超の中野拓夢選手を1番起用してもおかしくはありません。
近本光司選手が離脱したことが大きく関係していますが、それでも森下選手を1番に抜擢した岡田監督の眼は凄いの一言に尽きます。
実際、この日森下選手は1回に二塁打を放ち、先制のホームを踏んでいます。ここ数試合の活躍も含め、今のところは1番・森下選手が機能しているように見えます。
厳しい外野手争い
鵜飼選手はこの日、代打で出場。空三振に倒れ、そのまま試合から退きました。
9日の広島戦以降、スタメン出場から遠ざかっている鵜飼選手。その間、代打で2試合出場しましたが、いずれも三振。1打席という少ないチャンスを、生かし切れていません。
大島選手、岡林選手、細川成也選手と外野の布陣は万全。中々鵜飼選手にスタメンの機会が巡ってきません。
育成ビジョン
岡田監督は森下選手に打席数を与え、経験を積ませています。チーム事情の違いはありますが、鵜飼選手を本気で育てるなら、打席数を増やす必要があります。
鵜飼選手の魅力は、日本人離れしたパワーを生かした打撃。三振OK、打率が低くてもOK。求められるのは、長打を打つことです。
数年後、森下選手がどのような活躍を魅せているかは分かりません。近本選手が復帰すれば、出番が減少するでしょう。
しかし、1試合で4打席ほど打席に立ち、経験を積んでいる現状は未来に繋がります。1試合で1打席しかチャンスがない鵜飼選手。これでは、育つまでに時間がかかるのではないでしょうか。
チーム事情を踏まえると難しいことは分かりますが、鵜飼選手を育てるビジョンが明確になれば・・・。私自身、解決策を見つけられてませんが、阪神打線からヒントは得た気がしました。
皆様はどのように考えますか?
【参考サイト】
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