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【中日】高橋周平選手・宇佐見真吾捕手ではなく◯◯を起用! ヒーローが誕生しかけた場面とは ~8/11~

◇8月11日 巨人3-1中日(バンテリン)

ヒーロー誕生まで、あと少しでした。

0-2の8回裏。先頭の祖父江大輔投手に対し、誰が代打で登場するか注目していました。

巨人先発・菅野智之投手の球数は93球。完封負けもよぎる中で、上位打線に繋がる大切なイニング。

高橋周平選手、宇佐見真吾捕手と打撃に期待がかかる選手が控える中、立浪和義監督はブライト健太選手を起用しました。


チームの対策がみえる中

菅野投手は7回までに6安打を浴びていましたが、そのうち右打者に浴びた安打が5本。

さらに、7回に木下拓哉捕手が放った左安以外、4本がスライダーを捉えた安打でした。

菅野投手攻略に向けてチームの対策がみえる中、右打ちのベンチ入り野手はブライト選手と田中幹也選手の2人。

田中選手は代走、守備固めでの起用も考えられることから、ブライト選手が起用されました。

打席結果は・・・

打力を考えて高橋周選手、宇佐見捕手が起用されてもおかしくない中、ブライト選手の起用。

0-2と接戦の状況で、8回裏の先頭打者という重要な役割を託した立浪監督の期待が伝わってきましたが、結果は見逃し三振でした。

スライダー2球で簡単に追い込まれた後、外角へのフォーク、スライダーをこらえてフルカウント。

四球での出塁という可能性も高まった中、最後は内角高めにカットボール。

菅野投手を褒めるしかない、厳しい球を投げ込まれました。

ヒーローが誕生しかけた

もし、ブライト選手が出塁していれば、この日無安打ながら鋭い当りを放っていた岡林勇希選手に繋がるチャンスでした。

点差は2点。クリーンナップのカリステ選手、細川成也選手、石川昂弥選手に安打が生まれていたことを考えると、勝敗が変わってもおかしくありません。

高橋周選手、宇佐見捕手は経験豊富で、仮に出塁すれば代走を起用してプレッシャーをかけることができました。

一方、ブライト選手はプロ3年目。今季は7試合目の出場と、これからの活躍が期待される選手です。

菅野投手が上回りましたが、ヒーローが誕生しかけた瞬間。

ドラフト1位選手が貴重な経験を積み、開花の準備を整えています。

【参考サイト】


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