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【中日】立浪監督が退任 新監督に託されたビシエド選手の去就、中田翔選手の行方 ~9/19~

中日・立浪和義監督が今季限りでの退任を表明しました。

指揮官として竜を率いた3年間。球団史上初となる2年連続最下位、今季も18日に最下位に転落し、擁護できない状況となっていました。

選手起用、采配、補強など、疑問や違和感を書き出せばキリがありませんが、早くも気になるのが来季の構想。

その中でも、ビシエド選手の去就と中田翔選手の存在は、新監督にとって最初の関門となります。


ビシエド選手の出場機会

出場機会を求めて退団を匂わせているビシエド選手ですが、立浪監督の退任によって出場機会を得られる可能性が高まっています。

今季はわずか15試合の出場に終わっていますが、2軍では66試合に出場して打率.286、6本塁打、27打点と一定の成績を残しています。

ここ2年の1軍成績と35歳という年齢を考えると、1年間レギュラーを務めることができるかは不透明です。

ただ、健全なレギュラー争いに加わることはでき、結果的に時々スタメンを務めたり、代打や守備で貢献したりする形になることが有力です。

選手層を厚くし、日本人選手扱いというプラス材料を持つビシエド選手。

推定3億5000万という年俸からどれだけの減額を受け入れるか見通せませんが、ビシエド選手の力は必要です。

石川昂弥選手を含めた一塁の選手層

その大きな理由として、中田選手の名前が挙がります。

中田選手は今季、62試合に出場して打率.217。4本塁打、21打点を記録していますが、3・4月だけで2本塁打、12打点を稼ぎ、5月以降は苦しみました。

獲得時から懸念されていたコンディション問題にも直面し、来季も状態が心配されます。

仮にビシエド選手が退団し、中田選手がコンディションに苦しめば、一塁の選手層は薄くなります。

現在、1軍では石川昂弥選手が一塁を務めていますが、石川昂選手もコンディションが心配される選手の1人です。

ビシエド選手の存在は必要不可欠で、残留要請を行うべきです。

3・4月の中田選手に戻るなら

ただ、中田選手の力も必要になります。健全なレギュラー争いの末、レギュラーを勝ち取るのであれば、経験豊富な中田選手は貴重な存在となります。

チームが4月、一時首位に立った要因の1つとして、中田選手の活躍がありました。この頃の状態を維持できるのであれば、チャンスはあります。

ビシエド選手は今季、チャンスが与えられなかったとはいえ、1軍で打率.209、1本塁打と満足のいく成績を残したわけではありません。

石川昂選手を軸に、ビシエド選手も中田選手もいることで、ようやく一塁の選手層が厚いといえる状況。

新監督の仕事は、まずビシエド選手に残留要請を行うことです。

【参考サイト】


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