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中日のドラ3・辻本倫太郎選手がマルチ安打でアピール 遊撃手争いは終わっていない! ~3/13~

対照的な結果でした。

13日に行われた西武とのオープン戦(ベルーナD)。前日同様、遊撃には育成のロドリゲス選手。支配下間近と思われる中、3回裏に早くも交代しました。

故障ではなく、明らかに立浪監督の怒りを買った交代。犠打を失敗し、一塁に残った後にけん制死と、精彩を欠きました。

その後、起用された辻本倫太郎選手は3打数2安打、1打点と活躍。

遊撃手争いは、どのような展開をみせるのでしょうか。


11打席連続無安打

オープン戦の起用を考えると、ロドリゲス選手がレギュラー候補筆頭です。

積極的にスタメン起用され、華麗な守備で投手を盛り立てています。

ただ、13日現在の打率は.125。11打席連続で安打が生まれていません。長打も打点もなく、プロの壁にぶち当たっています。

試合に出場することでプロの球に慣れてほしい意図があると考えられますが、それは新人の辻本選手も同じです。

次は辻本選手に出番を与える可能性があります。

辻本選手にチャンス

辻本選手はこの日のマルチ安打で、打率を.294まで上昇させました。

9日の広島戦では「2番・遊撃」でスタメン出場したものの、5打数無安打。3打席連続三振と苦戦しましたが、あらゆる作戦に対応できるのは辻本選手です。

打線の状態を考えると、シーズンでは2番か8番を打つことが濃厚です。ブンブン振り回す打撃より、犠打や犠飛、進塁打が求められます。

ロドリゲス選手と辻本選手を比べた時、打席内容がいいのは辻本選手です。

ミスもありますが、辻本選手にチャンスを与える流れが来ています。

龍空選手を1軍へ!

1軍で試したいのは龍空選手。

10日の教育リーグでは「2番・遊撃」でスタメン出場し、4安打1打点、2盗塁と大暴れしました。

昨季、自己最多の114試合に出場し、経験を積みました。課題の打撃でアピールできれば、すんなりレギュラーを奪える力があります。

ロドリゲス選手の状態が上向くのを待つのか、それとも龍空選手を試すのか。

開幕まで時間がなくなってきただけに、今すぐ龍空選手を試すべきです。

遊撃手争いを制するには

ロドリゲス選手か、辻本選手か、それとも龍空選手か。

オープン戦最後のカードとなる22~24日のロッテ戦では、遊撃手を固めた状態で挑みたいところ。そこまで、5試合しかありません。

19日を除き、残るオープン戦は全てバンテリンドームでの試合です。DHを解除する試合も出てくるでしょう。

求められる打撃、本拠地でみせる守備力。1つでも突き抜けたものをみせた選手が、遊撃手争いを制します。

【参考サイト】


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