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【中日】新人の背番号発表 ドラフト1位3人の歩みを変える球団の覚悟とは ~12/14~

中日の新人8選手の背番号が発表されました。

各選手とも竜のユニフォームを身に纏い、少しずつプロ野球選手としての歩みを進めています。

そんな中、立浪和義前監督から井上一樹新監督へ体制が変わったことを印象付ける出来事がありました。


仲地投手&岡田投手の背番号

ドラフト1位左腕・金丸夢斗投手(関大)が背番「21」、同3位の森駿太選手(桐光学園高)が「31」と発表されたことで、影響を受けるのが仲地礼亜投手と岡田俊哉投手のドラフト1位投手です。

仲地投手はプロ入り2年で「31」と別れることに。岡田投手は現在「210」を背負うものの、かつては「21」を着けていました。

今季、竜の「21」は空き番。岡田投手が大怪我から復帰し、支配下枠を勝ち取った日のために空けていると思われました。

今回は金丸投手の希望という明確な理由がありますが、仮に岡田投手が来季中に支配下化登録された場合は「21」を背負わないことが決定しました。

根尾投手も

今オフは根尾昂投手も背番号変更すると報道されており、竜のドラフト1位選手が新たなステージへ歩みを進めようとしています。

岡田投手は故障の影響ですが、根尾投手と仲地投手はこれまでのプロ生活で1軍に定着しきれませんでした。

背番号変更が来季の順位に大きく影響はしないでしょう。ただ、低迷し続けるチームを変えようとする一歩としては非常に大きな意味を持ちます。

ドラフト1位といえば、その年のルーキーの顔。根尾投手は野手として入団しましたが、チームを変えたいという球団の意図が伝わってきます。

球団の覚悟

立浪前監督が率いた3年間は、厳しい現実を突きつけられる日が多くありました。

来季は新監督が就任したとはいえ、R・マルティネス投手が退団し、小笠原慎之介投手もメジャー移籍を目指す苦しい状況。

FA権を行使した福谷浩司投手の動向も分からず、新たな選手の台頭が待たれるシーズンとなります。

その中で、ドラフト1位選手の背番号を変えることは、決して小さな動きではありません。

成功するのか、失敗するのかは分かりませんが、新たなチームを作り上げてこれまでの悔しさを晴らしたいという球団の覚悟を感じます。

【参考サイト】


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