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【中日ドラゴンズ】3番・岡林選手がハマった!今季初のカード勝ち越し ~4/16巨人戦~

立浪監督はまたも、驚きのオーダーを組んできました。長距離砲のアキーノ選手を2番、岡林勇希選手を3番に据えた新打線。前日のオーダーから順番を入れ替えました。

強打者が2番を務めることは珍しくなくなってきましたが、不調気味の岡林選手を3番に起用したことは驚きました。

そして、このオーダーが初回からハマり、いきなり4得点。7対5で勝利し、今季初のカード勝ち越しを決めました。

立浪監督の意図は一体、何だったのでしょうか。

今季初のクリーンナップ

試合前打率が2割2分9厘と本調子でなかった岡林選手。前日の試合でも無安打で、珍しく大振りが目立っているという印象を持っていました。

その岡林選手を2番から3番に起用し、復調のキッカケを探した立浪監督。竜打線に欠かせない存在とはいえ、クリーンナップを任せるとは想定外でした。

この策が成功するかどうかで勝敗が決すると考えていましたが、初回からいきなり結果を残しました。

作戦がハマった!

巨人の先発は赤星優志投手。自分のリズムに乗ると中々打ち崩せない投手で、何とか初回から攻めていきたい所でした。

一死1塁という場面で、3番の岡林選手。初球に来た低めのチェンジアップを空振りし、前日と同様、大振りしているなという印象を持ちました。

ただ、2ボール2ストライクとなった場面で、立浪監督がヒットエンドランを敢行。初球と同じチェンジアップでしたが、岡林選手が食らいつき、先制打が生まれました。

カットボール、直球と速球系が続いていた中でのヒットエンドラン。作戦も見事でしたが、食らいついた岡林選手の技術も見事でした。

立浪監督の眼力

第2打席ではアウトになりましたが、あと少しで一塁線を破る強烈な一ゴ。岡林選手らしい鋭い打球が飛び始め、再び復調気配が漂い始めました。

結果的に、この日は猛打賞。この事を予見していたのでしょうか。予見していたのであれば、立浪監督の策がバッチリハマったということになります。

前日の打撃からは到底考えつかない打順。凄いとしか言いようのない、見事な作戦でした。

新たな引き出し

私は、長打の期待できるアキーノ選手を2番で試したいという思いから、他の打順を動かすよりも、岡林選手を3番に据えた方が良いと判断したと考えています。

14日の試合では、今季最多の9得点。上手く機能し始めている打線を下手にイジるよりは、最小限に変更したということでしょうか。

いずれにしても、今回の打順変更は成功したドラゴンズ。この打順が再び実現するかは不透明ですが、考えもつかなかった新しい引き出しが1つ増えた試合となりました。

皆様はどのように考えますでしょうか。

【参考サイト】


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