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【中日ドラゴンズ】三塁手はどうなる!? 2つの可能性を探る ~2024キャンプ振り分け~
春季キャンプの1・2軍メンバーが発表されました。
振り分けを見て気になったのが、三塁手です。
レギュラーとして期待された石川昂弥選手、高橋周平選手が2軍スタート。
カリステ選手や福永裕基選手が三塁を務めることになりそうですが、石川昂選手がスタメンで出場し、試合終盤に高橋周選手が守備に就くという流れが消えました。
このまま1軍を迎えるわけではないですが、立浪監督の意図は一体何なのでしょうか。
調整を一任?
2つの可能性があると考えています。1つ目は、石川昂選手のコンディション優先、高橋周選手は大島洋平選手と同様、調整を任された選手に昇格した可能性です。
石川昂選手は昨秋のフェニックス・リーグで、左膝のコンディション不良で緊急離脱しています。その後、秋季キャンプで復帰しましたが、これからも左膝のコンディションと付き合っていくことになります。
昨季は手術明けの影響で、開幕に間に合っていません。規定打席に到達しましたが、石川昂選手の膝の状態を無視することはできません。
まだまだ焦る時期ではなく、2軍でじっくり調整してから昇格させたいという意図が伝わってきます。
高橋周選手は、プロ13年目を迎えるシーズンです。アピールが必要な立場とはいえ、開幕までに仕上げてくれます。
首脳陣も高橋周選手の実力は分かっています。打撃は改善の余地がありますが、守備に関しては、例年通りの動きなら心配する要素がありません。
石川昂選手と同様、じっくり調整してから1軍昇格することが考えられます。
石垣選手にチャンス
2つ目は、石垣雅海選手にチャンスを与えた可能性です。
今季、中日の二遊間は熾烈な争いが行われます。
新人の津田啓史選手、辻本倫太郎選手に加え、村松開人選手、福永選手、カリステ選手が1軍メンバー入りしています。
2軍には田中幹也選手、龍空選手が控え、石垣選手は相当アピールが求められます。
その中で、石垣選手が1軍メンバー入りしたことは、大きな意味があると考えています。
石垣選手は昨季、22試合の出場に終わっています。現在25歳。津田選手、辻本選手に加え、昨季も即戦力候補の内野手が4名ドラフトで指名されています。
石垣選手の立場がどんどん苦しくなる中、今季に懸ける思いは強いはずです。
立浪監督は石垣選手のプレーを間近で見て、実戦や練習試合で厳しい判断を下す可能性があります。他選手以上に、結果を残す必要があります。
二遊間はライバルが多いですが、今回発表された1軍メンバーの中で、立場を確約された三塁手候補はいません。
石垣選手にとって最大のチャンスを用意したのではと考えています。
競争の第一段階は・・・
キャンプの振り分けで気になった三塁手。立浪監督の意図として考えられる2つの可能性を探りました。
シンプルに高橋周選手は2軍スタートという可能性もありますが、守備力を考えた時、1軍に必要な選手です。
同じく守備力を売りにする加藤翔平選手、後藤駿太選手も2軍スタートで、いずれ1軍に昇格することが予想されます。
立浪監督勝負の3年目。競争の第一段階は、石垣選手の奮闘から始まります。
【参考サイト】